頭の中の洪水

言葉に頼っているうちなのでまだまだです。

トゥルーマン・ショー

 

 

本日もご訪問ありがとうございます。

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みなさまは『トゥルーマン・ショー』という映画をご存知でしょうか?

ある男の生活が24時間全世界にテレビ放送されている、とまぁかなりざっくりした説明ですが、そういった内容です。

 

その男は生まれてからずっと日々の生活を撮影されており、その男は自身の生活が撮影・放送されていることを知りません。

全世界に放送されているそのプログラム『the TRUMAN Show』は大人氣番組になっています。

 

ハリウッドに大きなドームを作り、その中に島のセットを作って、そこで男は生活し成長しました。

 

その番組は24時間中継なので、スポンサーのCMを放送中に挿入することができません。

 

なので『そのスポンサーの商品を男の生活圏で登場させて、販売文句を話す』という宣伝方法が用いられています。

 

トゥルーマンココア飲む? ◯◯社のミルクココアは、ミルクの甘みとココアの香りが豊かでとっても美味しいよ」といった感じです。

 

 

以前、母が見たテレビ番組で『オメガ3脂肪酸は体にいい』みたいな特集が放送されていたそうです。

そのときにアマニ油が紹介されていたそうなのですが、アマニ油は酸化したらいけなそうです(うろ覺え)。

その番組に出ていらしたタレントの方が「アマニ油は酸化をしたら効果が薄れるそうなのですが、〇〇社の製品はボトルが酸化しないようになっているんですね」と話されていたそうです。

 

その出来事をわたしに話し、「アマニ油じゃなくて企業のPRしてるじゃん」と母は苦言をこぼしていたのですが、これは『トゥルーマン・ショー』と全く同じことが起こっていたわけです。

 

 

仕方ないですよね。その企業が番組のスポンサーなのですからね。

商品が売れるようにコマーシャルするものです。

出演しているタレントさんは、その企業に雇用を握られているとも解釈できるので、(あえての表現ですが)スポンサーへ胡麻を摺ったりするのも当然のことでもあります。

 

逆を言えば、その企業へのマイナスプロモーションなんて決してできやしないわけです。

『ご飯のたね』を自らが潰すことになりかねないとうことですからね。

しかもそんな所業が別の企業の耳にでも入ったら、他のスポンサー企業から『お仕事前でも』キャスティング起用NGを宣告される危険性すらあります。

 

 

ニュース番組やワイドショーなどに出演されている方も、その番組の意向と違ったことは言えないわけです。

それがたとえ自身のYouTubeチャンネルでもですね( ¨̮ )

 

floodinhead.hatenablog.com

 

 

 

映画のネタバレです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

街の不自然さを感じた男は、街から出ようとする(自身の生活が撮影されていたことを知って、撮影スタジオを出る)のですが、男のその姿を見て「出るんじゃねえ!」と言っていた視聴者が、いざ実際に男がスタジオを出たら「Yeahhhhhhhhh!!!Congratulations!!!!!!!Foooooooooo!!!!!!」と騒いでいたのは、一観客ですが「は?ふざけんなよ一貫性が無え」と思いました。

 

そういったドライで陽気な感覺が、アメリカの良いところなのかもしれませんけどね。

 

 

 

 

 

ありがとうございました( ¨̮ )