頭の中の洪水

言葉に頼っているうちなのでまだまだです。

いんしょうそうさ♪

 

本日もご訪問ありがとうございます。

 

昨日たまたま『トイレ用芳香剤』のCMを見ました。

そのCMでは「使い切るまで香りが最後まで続いたことがないんです」と消費者に扮した役者さんが話していました。

 

そのときにわたしは「なるほど」と思いました。

 

 

いんしょうそうさ♪

昔から芳香剤系のにおい、人工香料系のにおいは好きではなかったので、無縁かつ良い印象は持っていません。

floodinhead.hatenablog.com

 

しかし、世間的にはあのにおいが『良いにおいで、好き』と認識している人も多いのだろうな、とも思います。

 

ここでCMの話に戻ります。

 

芳香剤のCMでは『香りが最後まで続いたことがない』と話していました。

 

『香り』という言葉は『かぐわしくて良いにおい』を指します。

つまりCMという媒体を使って『消費者に「芳香剤のにおいは良いもの」という認識を無意識下に染みこませよう』ということなのだろうな、と思い至りました。

つまりCMを使って『印象操作』をしているというわけです。

 

 

対極

先述の通り、わたしは芳香剤のにおいを好意的に思っていませんので『香り』ではなく『臭い』という表現の方が適切に感じます。

 

また日本語の面白いところでもあるのですが、「におい」という漢字も『匂い』と『臭い』の二種類があります。

前者の『匂い』は『香り』とも近いような〈好意的な印象〉が含まれます。

それに対して『臭い』は『くさい』とも読むことができます。含まれるのは〈否定的な印象〉です。

 

面白いですよね( ¨̮ )

同じ『におい』という言葉でも対極的な意味の表現があって、初めは同じ意味の言葉であっても、使う言葉によって先の意味が変わり〈受け手には全く別の印象を与えること〉ができる。

 

そういったことを考えても、『使用する言葉で印象操作している』というのは、決して全くの間違いだとは言い切れないのではないでしょうか?

 

でも、いかに『大衆の無意識をセッティング』するかが購買と繁栄に直結する現代だから、至って普通・至極当然な手法でもあります。

 

言い方を変えたら『いかに普通にするか、常識にするか』です( ¨̮ )

クリスマスも、バレンタインも、お正月も\(´-`)/

 

floodinhead.hatenablog.com

ちなみにこの時に書いたテレビ番組のうち、二つはもう観なくなっていました。

人の考えていることは流動的にすぐ変わるものですね( ¨̮ )

 

もひとつちなみに、今日現在では120日連続投稿になっています。

自分でもよく続いたな、と驚いている次第です。

 

 


www.youtube.com

 

ありがとうございました( ¨̮ )