頭の中の洪水

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鬼滅の刃 遊郭編 第七話『変貌』感想・考察

 

本日もご訪問ありがとうございます。

 

今回は「鬼滅の刃 遊郭編」の第七話『変貌』の感想・考察です。

 

👇 第六話の感想👇

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明るい西洋的価値観と、負の西洋的価値観

以前の考察記事で『宇髄さんは典型的なビジネスマンで体癖五種っぽい』と書きました。

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これは言わば『評価主義であり、その根っこは鬼側にも通ずる』ということですが、今回のお話でその違いがはっきりしました。

 

無惨らの鬼側は、『恐怖で部下を支配し部下を使役』しますが、宇髄さんは『その人の素質を見て使役』します。

「愚図りだすようなバカガキは戰いの場にはいらない。地味に子守唄でも聞かせておけ」と、鬼化した禰豆子を拘束する炭治郎に対して宇髄さんが言います。

一見では非常に冷たいですが、宇髄さんは『その人の素質を見て』言っているので、ここで言っているのは『別の場に行け』ということです。

〈ここでは足手まといだけど、他の場所では居ていいよ〉ということなのですよね。

 

無惨だと、『こいつは無能だな、使えないな』と思ったら、存在自体を消します。

実際に『那田蜘蛛山編』の終わりくらいに下弦の鬼を集めて殺しましたしね。

 

 

「ここじゃ邪魔だから別のところに行って」と言うのが宇髄さんで、「お前はどこに行っても駄目だよ」と言うのが無惨ということですね。

やっぱりブラック会社じゃん。

 

 

七つの大罪

宇髄さんにあっさり首を切られた堕姫ちゃんの中から、本体?的な鬼である、堕姫ちゃんのお兄さん・妓夫太郎さんが登場します。

 

このお兄さんの性格は七つの大罪でいう『嫉妬』っぽいな、と感じました。

そう考えると、上弦の参である猗窩座は『強慾』でしょうか?

 

七つの大罪』を考えると、上弦の六人+総大将である無惨の七人ということでしょうか?実際は知りませんけど。

 

 

妓夫太郎さんが「俺は太れない体質」と話します。

それを証明するように、"瘦せぎす"な体型をしています。

腕は細く、肋骨は浮き出て、腰は腸がないんじゃないかと思うほどくびれています。

 

こういった特徴からも『嫉妬』が強いと思うんですが、嫉妬から萌え出た『強慾』も強くあるように思います。

 

 

対比

第七話の最後に「俺たち兄妹は、二人で一つだ」と妓夫太郎さんが言います。

 

この兄妹は炭治郎ら竈門家の二人との対比なのでしょう。

 

『妹を大事にする兄』

さながら竈門炭治郎の説明でも遜色はありません。

 

正直なところ、すっごくきついなという感情です。

 

こういう表現は好ましくないですが、光の兄妹は竈門家。影の兄妹は堕姫・妓夫太郎ということなのでしょう。

なんというか、病み友達的な繋がりでいるのが堕姫・妓夫太郎兄妹で、なんとか希望を捨てなかったのが竈門家という感じ?

どっちが良い悪いという意味合いでは言っていませんよ( ¨̮ )

 

 

エンディング終わりの「大正コソコソ噂話」では炭治郎が禰豆子のことを語ります。

『昔から氣丈で聞き分けの良い子だった』という内容でしたが、この炭治郎の語りが、妓夫太郎さんが人間時代に思っていた堕姫ちゃんに対しての感情にリンクするんじゃないか、と思ったりもしました。

『禰豆子は本当に良い子なんだ』というところですね。

 

だから『妹を傷つけた鬼狩りは許さない』という感情になっていたりするのではないか、と邪推する次第です。

 

 

禰豆子の角が〈正面から見て左に一本〉ですが、あれって正面から見て右側に髪飾りがあるからなのでしょうね。

ということは、将来的に髪飾りがなくなって二本角になったりもするのでしょうか?

 

 

ありがとうございました( ¨̮ )

 

 

👇👇第八話👇👇

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