頭の中の洪水

言葉に頼っているうちなのでまだまだです。

フェイクノンフィクション    フェイクノンフィクション?

 

本日もご訪問ありがとうございます。

 

 

人とはデータなのか。

最近フィリップ・K・ディックさんの『流れよ我が涙、と警官は言った』という作品を読みました。

 

この作品はジェイスン・タヴァナーという超売れっ子人氣芸能人が一夜にして "存在しない人" になってしまう、という作品です(出生記録などのあらゆる情報が消えてしまう)。

 

主人公のジェイスンさんは毎週火曜日の夜九時からの一時間、冠番組を持っており、その放送時間内は三千人の視聴者がいるそうです。

 

「毎回九時きっかりに番組が始まる」と言及されているのですが、我々が過ごしていると思っているこの世界でも同様のことは行われています。

 

 

脳、オンの広告効果

テレビプログラムやラジオプログラムは時間割が組まれておりますよね。

 

何時から何時の間はどの番組が放送されるか。

時間割にて規定されている時間きっかりに番組が始まる。

 

これって広告の効果を高めることに寄与しているのではないか?と、今回感じた次第です。

 

民放放送のテレビ・ラジオ番組は企業のスポンサーが制作費を提供しているそうです。

その代価としてCMという形で放送しているのですね。

 

テレビ・ラジオなどの番組はその番組を欲する複数人がいるはずです。

いるからこそ番組として放送されているはずです。

 

番組を欲している人がいる。ということは、番組の開始を待っているということですよね。

好きな番組であるから、放送の開始を今か今かと待っている。

そんな状態の時、脳はオンの状態であると思われます。

 

オンの状態でCMを見聞きすると、どうなるか。

これはわたしの憶測ではありますが、放映された広告の内容がより意識に刷り込まれやすくなるのではないかと考えます。

 

世の広告は『対象の商品やサービスを消費者が購入・利用するように誘導すること』を目的としておりますが、その《誘導》の一手法として「無意識的に意識付ける」というものがあります。

 

どうすれば意識づけに効果的なのかという話で、以前にも言及しておりますが〈何度も何度も触れさせる〉だけで良いです。

これは『単純接触効果』という人間心理で「多く触れるものほど親近感を感じる」というものです。

floodinhead.hatenablog.com

 

M印のファストフードなどアメリカ由来の企業はこの心理を用いた広告をしておりますね。

 

 

単純接触効果は数ですが、今回お話しているのは意識をしている場合はどうなのかという話です。

 

単純接触効果は、言ってしまえば『無意識状態で仕掛けるもの』ですからね。

 

しかしテレビなどのプログラムで時間きっかりに始まると、その番組が始まるのを心待ちにしている《オンになった脳》に広告の内容が入ってくる。

それによって、より意識にその商品が刷り込まれて商品の購買が上がる。というようなこともあり得るんじゃないのか、と感じます。

 

まぁわたし広告代理店の者じゃないので実際のところはしらね〜〜〜んですけど。

 

 

上記したようなことを考えずに消費に勤しんで車輪を回している方が、確実に人生は樂しいと思うし。

《支配は『支配されていると氣づいていない状態』が最も幸せ》なのでしょうしね。

 

 

フェイクノンフィクション?

ところで今は『近畿地方のある場所について』という背筋さんの執筆した書籍を読んでいます。

 

現在、三分の一まで読みました。

 

面白いですね!

小説ではなく、ある事件についての調査やルポルタージュを読んでいる・見聞きしている感覺です。

ホラー作品ではありますがミステリーの要素もあり、実話怪談を聴いている時のような「えっ?」みたいな箇所もあって、その上下左右に揺り動かされているような感覺が心地良いです。結構不氣味ですし。

 

しかし創作物には書かれている『本作品は実在する組織・団体とは一切関係ございません』の一文がどこをみてもない(見落としているのか…?)。

わたしはあくまでも創作物として読んでいるのですが、著者の意図としては実話怪談的な立ち位置で娯しんでほしいのでしょうか。

 

 

映像作品ではフェイクドキュメンタリー(ドキュメンタリーっぽく製作したフィクション作品)というものがあります。

第9地区』などが有名ですね。

第9地区 (字幕版)

第9地区 (字幕版)

  • シャルト・コプリー
Amazon

 

〈フェイクドキュメンタリー〉は映像作品に対してつけられるもののように感じますので、書籍の場合は『ノンフィクション的に作ったもの』だから《フェイクノンフィクション》とかでしょうか。

フェイクノンフィクション?

 

なんだその入れ子構造みたいな表現は。

 

 

ところでどうやら『近畿地方のある場所について』は売れているみたいです。

読んでみると思うのですが、非常に映像映えしそうなので映画化もありそうだなと感じます。

雨穴さんの『変な家』的な感じですね。

 

これからどういった展開になるのか、とても愉しみです。

 

 

ところでわたしは宗教や組織が絡んでいると思われる怪談が好きなのですが、実際の組織が絡んでいるからなのか、なかなか耳にする機会がありません。

『宗教や組織が絡んでいると思われる怪談』を当事者として体験する機会がないのは万々歳です。

 

そういえば昔ASUKAさんが「自分は組織に狙われている」と話されておりました。

世間的には『何をトチ狂ったことを』といった反応をしていて、わたし自身も少しばかりそういうように思っていたのですが、今考え直してみるとありえない話でもないのかも、と感じますね。

知らんけど。

 

 

 

ありがとうございました( ¨̮ )