2024-06-24 芍藥 曲 www.youtube.com 落とした雫が地を潤せば 芽吹いた若葉は実を付ける のろまな軟い蟲を愛でる弱虫は 羽根が欲しいと願う 開いた 傷口が 零れた その花弁が 嫌いな いつもの日々が 氣化して混じり合うまで 羽化した秀麗な蝶 はじらいを残し 怖氣付くこの心 知られぬよう 綺麗な 果実の肉を 曝して 血が止まるまで 「何もない」と嘆いた星屑 糸を離し、飛ぶ。 紡いだ言葉が届かないと嘆くのなら 羽根広げ、空、泳ぎ続け 鳳の叫びが大きな波紋を生むように いざ、陽を背負え。