頭の中の洪水

言葉に頼っているうちなのでまだまだです。

多数に向けるために添加する嘘 /『新鮮さ』は現場にしかない

 

※本記事で書いている作品名・団体名は全て好意的な印象を持っています。

 

 

本日もご訪問ありがとうございます。

 

今回は取るに足らない内容です。

 

先日友人と酒場に行きました。

その場でのお話。

 

『2024年の秋アニメで、とあるアニメの主題歌が「うるせえ」んだ』と、その友人は話していました。

次いで、「一回聴いてみてくれ」と言葉を繋げ、注いだ酒を煽りました(ここは脚色)。

 

 

ほうほう。

 

と思って、聴いてみましたとさ。

 

 

『古い』

 

それがわたしの感想です。

音樂には興味が深いですが、芸能には疎いわたし。

若手でもビッグネーム同士のコラボらしいです。

いわゆる「バズる」ってのも起こっているみたいです。

 

 

でも、アレンジが古いんですよね。

その『友人がうるせえと評した曲』を聴いたときにわたしが想起した曲があり、それはReolさんの『第六感』という曲です。


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友人に勧められた曲は『第六感』のアレンジと似たことをしていたと感じるのですが、『第六感』は2020年の曲です。

四年も前のアレンジを今しているのは、流石に古いと感じてしまうのは仕方のないことではないか、と個人的に感じます。

 

「いまそれやってんの…?」と愕然としてしまい、息もできませんでした。

 

そんな子ども騙しで受け取り手を騙すな、と思ってしまいました。

 

 

例えるならば『とっくに旬もすぎたものに対して、壮年の方々が「今ってこれが流行ってるんでしょ?」と得意げにしている様』というような感じ。

 

思えば、そのアニメ関係のほかの曲もAwichさんの歌唱を焼き増ししていたと記憶しております。

AwichさんもUSのフローを取り入れたりしているのでしょうが、HIP HOPには『フレッシュなものを共有する』という文化があるらしいので、それは問題にはなりません(「わての方がかっこいいアレンジできるやで!」の意識からHIP HOPは生まれている側面もあるらしいので、むしろ当然ですかね。無問題です)。

 

 

ですが、他の考えをしてみれば『うるせえ曲』を創った方が初めて挑戦したアレンジである、という可能性もあります。

それなら良いです。それはその方の挑戰でありますのでね。挑戰なく成長はありえませんからね。

 

 

 

全くうるせえジジイかババアです。言っていることが。

 

 

 

※本記事で書いている作品名・団体名は全て好意的な印象を持っています。

 

 

 

わたしは音樂がとっても好きですが、所謂『バズったもの』に対しては興味がありません。

懐疑的とは違いますが、似ている感情です。

 

聴いてみたら「またこの感じか」の感情が去来するためですね。

 

アイドルソングやポップス特有の《形》というものがありますが、そういった形の問題ではないんですよね。

なんというか、『【多数に向けるために調整されたもの】特有の臭さ』という感じです。

 

その "臭さ" が鼻持ちならないというのか、我慢ならないというのか、そんなかーんじょうって感じです。

 

 

とはいえ、氣が向けば聴いたりすることもあります。

この間も『バズった曲』を "マーケティング" と称して聴いたのですが、案の定「まぁ、うん」という感想でした。

いくつか聴いたのですが、なんだかむずむずとする。感情が。

 

居心地が悪い?我が自宅なのに。

その居心地悪さを解消するために、ほとんど禁断症状のように八十八ヶ所巡礼さんの『凍狂』を聴きました。


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むずむず感情もたちどころに失せ、ご機嫌となったのですが、それと同時に「自分はもう尖ったものしか受け付けなくなったのかな」と苦笑じみた感情を覺えましたです。

 

 

あ、そう。

あるアニメ映画の主題歌もめちゃくちゃ売れて、主題歌を歌っていたバンドの知名度も一般的になったみたいですが、その曲は、かっこいいはかっこいいけど、THE ORAL CIGARETTESさんが十年前にやってたことじゃん、って思いました。

 

でも『ぼっち・ざ・ろっく』でASIAN KUNG-FU GENERATIONさんが再注目されるみたいに、ベテランが若い世代に知られるというのはとっっっても好ましい

 

 

ところで、羊文学さんはめちゃくちゃUKロックですね。

かっこいいですね。

 

 

※本記事で書いている作品名・団体名は全て好意的な印象を持っています。

 

 

この一連の経験で思ったことと、前から思っていたこととを合わせた考えなのですが、多数に向けられたものって、内容のほとんどが嘘じゃねえのかと思います。

 

また最近、わたしは硬派なものにしか惹かれないのだと自覺をしました(八十八ヶ所巡礼さんなんてその権化のような存在ですし、ZORNさんもRAGE AGAINST THE MACHINEさんもわたしが好きな音樂家です)。

大衆に向けられたものって、多くの個人たちに好かれるために軟派になるしかないのではないのかと思うのですね。

それを成立させるために、嘘という膨らし粉を添加する必要がある。

 

〈軟派〉を【しなやかさ】と表現するか否かは、難しいところ且つ当人の自由ではありますが、わたしは詭弁だと感じますね。

 

あと、本当の新鮮さはメディア上にはなく現場にしかないのだな。と思いました。

 

 

世迷言だと思い聞いていただきたいのですが、脳内も現場かもしれませんね。

 

 

さて、いろいろと批評しましたが、わたしは音樂を作っています。


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つまりは自分の首を絞めていることでもあるのですね。

 

 

 

※本記事で書いている作品名・団体名は全て好意的な印象を持っています。

 

 

ところで、

あの、『ダンダダン』って作品面白いですね。

わたしは基本的にジャンプ作品は好まないので、いざ作品を知っても「へぇ〜」くらいにしか思わないです。

 

そんなある日、OP曲に起用されたCreepy Nutsさんの『オトノケ』という曲を聴きました。

「ちょーいい感じじゃん!」と思って、リリックの内容を見るとホラーやオカルトの要素がふんだんに盛り込まれており、どうやら『ダンダダン』という作品自体がオカルトや怪異などを基調とした作品らしい、ということを知って、アニメに興味を持ち、第一話が十月の三日に放映されると知り、観たら、

結構攻めてる内容でしたし、「UFOじゃなくてUAP!」と言っていて『めっちゃ現代じゃん』と思いました。

丹田のことも言ってたし、チャクラのことも言っていましたね。

丹田のチャクラはサクラルチャクラですね。


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わたしはあまりTVのアニメーション作品をみないので、普通のことなのかもしれませんが、劇中の演出が好きです。絵の感じも好き。

あと結構ちゃんと怖いのがいい。

怪談は好きですがホラー映像の類は苦手なんですよね。びっくりするから。


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ジャンプスケアは苦手です。

なので『イット・フォローズ』は好きです。親切なホラーですので( ¨̮ )

 

 

ちなみに『オトノケ』は音源も買いました( ¨̮ )

 


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招き猫ってさ、その概念だけでもはや妖怪化してそうだよな、って思います。

 

 

ありがとうございました( ¨̮ )


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( ´・◡・`)

 

 

てめぇ自身が好きなものを好きでいてくれ。