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年取っちまったってことで悲しみに
当ブログをお読みの皆様は『バーティミアス』シリーズをご存知でしょうか。
理論社さんより刊行されております児童文學です(今見たら出版社変わってるんですね。文庫版は『ハリーポッター』シリーズの静山社さんが刊行しております)。
こちらを読んだのはおそらく中學生時分なのですが、第一作目の『サマルカンドの秘宝』をこの度読み返しました。
2024年最後の書籍ですね。
流石に幼い頃に読んだので内容は全く覺えておりませんでした。
作品の内容は主人公の復讐劇で、権力に飲まれた魔術師が國家転覆を目論んだが、主人公に討たれる。というものです。
元が児童文學であるために、歳をとって薄汚れちまった自分には入り込めなかったのが寂しかったですね。
ですが物語の終盤でバーティミアスがしかけたトリックには浮き浮きわくわくニヤニヤしました。
またバーティミアスは三部作のシリーズ物で今作『サマルカンドの秘宝』はシリーズ第一作目です。
そのため二作目・三作目への伏線や、謎を謎のままでしておく演出など、湧く湧くと児童心をくすぐる話運びとなっておりました。
過去に触れたものを年取ってから改めて触れると、面白い発見があったりその当時にはみれなかった部分を見つけたりできるので良いですね( ¨̮ )
本末転倒じゃね?
本を読むとき、わたしは普段ブックカバーをつけます。
以前までは販売されている状態でブックカバーをつけておりましたが、それだと「ブックカバー」と「本自体」の間にあるカバーが移動します。
すこしでも綺麗な状態で保管したい個人としては、あんまり芳しくない。
ということで、最近では本の本体にブックカバーをつけ元々のカバーは読み終わるまで保管しております。
さてこのバーティミアス。
版が大きくて入るカバーがありません。
A5サイズです。
若い時分に読んだものですので、いかんせん本に対しての扱いが雑である。
そのためカバー破れなども危惧されます(ハリー・ポッター単行本の紐しおりも経年劣化でちぎれたし)。
そういったことにより、今回わたしは単行本カバーは外して袋に入れて持ち運ぶことにいたしました。
そして読み進めている時に氣づいたのですが、単行本の本体自体に傷がついていました。
その傷自体が今回の再読でできたものなのか、以前についたものなのかは不明です。
しかしながら『カバーを守るために本体に傷がつく』というのはなんとも本末転倒なものです。
ですがその時に思いました。
本というのは書籍自体が本体なのか?と。
ハードウェアでありソフトウェアでもある
本は本です。
しかし、中に書かれている内容はそれぞれが異なっています。
であるならば本の本体とはなんなのか、という話になってきますね。
ソフトウェアとハードウェアという考え方があります。
身近なところでいうとiPhoneはハードウェアでiOSがソフトウェアです。
結論、本というのはハードウェアでありソフトウェアなのではないか、と今回思いました。
本というものは作者の考えが詰め込まれている。
【作者の考え】という意味合いではソフトウェアとなりますが、その【作者の考え】が出力されているもの自体はハードウェアである。
ということは『本というのはハードウェアでありソフトウェアとなる』のですね。
だからなんなんだ、という話でもある。
能動的娯樂と受動的娯樂
ところで、娯樂というのには二種類あるじゃないですか。
能動的なものと受動的なものとです。
能動的なものは読書や樂器、釣りなどなどです。
受動的な娯樂の最たるものはテレビです(映像のものは受動的ではありますが、やっぱりテレビが最たるもの)。
娯樂自体は多々様々とありますが、この受動的な娯樂はなくならないのであろうなと思います。
何故ならば『樂だから』ですね。
自分で機材を集めて時間をかけてすることよりも、ボタン一つで無限に垂れ流されることの方が樂である。
『人間は怠惰な生き物である』とは言いますが、その特性がここでも遺憾無く発揮されていくのでしょうね。
能動的 / 受動的と、有料 / 無料とは重なる部分が多いかもしれません。
テレビという媒体自体はもう下火になっていたりしますが、結局それに取って代わったのはYouTubeです(時点でNETFLIXですかね)。
無料のものから変わったとて、結局無料のものになるんですね。
ありがとうございました( ¨̮ )
ちなみにバーティミアスの紐しおりもちぎれていました。
ものを大切に〜〜〜。
