遠い昔に見つけた恒星
いつも見つめていたら
太陽に変わっていた
日が落ち 陽を仰ぎみて
膨らんだ 空への憧れ
近づけば分かる太陽の大きさを
何も知らず見上げたその青さを羨む
飛ぼうともとても大きくて飛べない
弱い虫の言い訳
そう 対峙した太陽の暖かさ
蝋の脆い羽根を作って
ただ近づきたかった
深く智を知るにつれ
暴かれる己の愚かさ
創り出すこともできやしないのに
想像だけ膨らむ 暴走が止まらない
救い出すことができないのなら
抱かれ焼かれて堕ちたい
もがいても上手く飛べる氣がしない
翳る空の暗さは翔けば晴れるのか
愚かでも
たとえ堕ちる定めでも
光届けば