頭の中の洪水

言葉に頼っているうちなのでまだまだです。

結局は忍耐力?

 

ネタが尽きず半ば困っている次第。

 

本日も閲覧ありがとうございます。

 

 

 

 

わたしはYouTube大好き人間なので、日常的に利用をしています。

 

そんな時にこちらの動画がおすすめされました。


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てぃ先生という保育士さんの動画です。

個人的には以前からTwitterでもRTが回ってきたり、明石家さんまさんの番組にご出演されていたのを一度拝見したことがあったので、存じていました。

ですが動画を触れたことはなかったので、サムネイルの引きもあって「いっちょ見てみよう!」と思い、見てみました。

 

 

 

えっ…説明上手すぎ……。。。

 

 

 

共感と余裕

 

なによりも説明が適切かつ、上手。めちゃくちゃ分かりやすい。

ダブルバインド』という心理効果の紹介・解説をしているので、理論として分かりやすく、すっと頭に入ってくるのはもちろんのこと。

『無自覺のうちにダブルバインドをしていた場合、どういった対策をすればいいのか』などの方法も説明してくれています。

 

 

それに加えて地声が高めなこと、言葉の発音が明瞭なことも相まって、耳と脳への落ち着きがとても良いです。

 

また、話している内容と表情のメリハリがマッチしていることや、話す時に行なっているジェスチャーが適切であり過剰でないのも、分かりやすさを強くしています。

 

 

この「表情の使い方」や「ジェスチャー」は、てぃ先生自身が保育士としてキャリアを積むことで培ったのでしょうね。

 

生きている時間がまだ短いため、必然的に語彙が少ない子どもたちは、大人たちの「顔の表情」や「声の表情」、所作や機微を注意深く感じ取ってコミュニケーションしています。

以前こんなことがありました。

 

小さい商店で働いていた頃の話です。

店番をしていた時に、年の頃幼稚園児くらいの子がわたしに近づいてきて「トイレに行きたい」と話してくれました。

その子のお母さんは商品を選んでいたので、「お母さんの邪魔をしてはいけない」と思ったのでしょう。だから、余裕のありそうな店員(その時ひまだった)のわたしへ、ヘルプを出してくれた。

そのあとは、その子のお母さんへ事情をお伝えして近場のお手洗いを案内しました。

 

それほど、子どもという存在は親や大人の雰囲氣や表情、今現在放っている空氣感を見て感じ取っているものなのです。

 

 

それを経験で學んだから、てぃ先生はこれほど「明るくてポップな表現」をされているのでしょう。

 

そういったジェスチャーや表情をすることで、『共感してくれる』と相手の子どもが読み取って、良好なコミュニケーションが作られていきます。

 

これも『共感の話』なんだな。

 

 

 

そして何よりも、話し手が"余裕を持って落ち着いた話し方"をしていることが大事なのだと感じました。

育児の場かどうかなど関係なく、余裕が無さそうな人には話しかけませんし、頼りにもしないはずです。

 

 

正直めちゃくちゃ勉強になります。

『解りやすい様に説明しても、いまいち手応えなくて相手に伝わっているのか分からん』と感じるわたしとしては、非常にありがたい。

あの現象はなんなのだろう?わたしの表現が難解なの?それか滑舌の問題か声が小さいのか。

まぁ「ややこしい表現」は『自己満足』でしかないもんな。

どっちにしろ、相手に伝わらなかったら意味はない。

 

「受け取り手が各自自由に解釈してくれ」の芸術ならそれでも成立するけど、会話で伝わらなかったら、本当に意味がないものね。

そうなったらわたしが過去に書いた記事のほとんどが意味なしになってしまう。

 

 

 

難しい

 


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てぃ先生の別の動画を見ました。

内容は『最初から『一から百』を求めるのではなく、スモールステップという手法を使って『一から十、十から二十』と小さい成功体験を積み重ねることで、一人でできることを増やしていく。慣らしてそのスピードを上げていく」というものです。

 

この動画を見ながら、「それはそうだろうなぁ。でもその手間や時間をかけられない人もいるんじゃないかな」と思いました。

確かにスモールステップを用いるのは効果的とは思います。が、それを日々の生活で行う時間がない方や、予定に追われて余裕が無くなる方もいらっしゃるであろうことも、想像ができます。

 

これは非常に難しい。

 

 

(20代男性・独身)の身としては、「結局そこも忍耐じゃないのかな」と思うのですが、それは育児を経験したことがない者だから能天氣に思える部分だと感じます。

安易に「『育児は女性の仕事』という前時代的な価値観がまだ残っている」ことによる、『男性の育児参加率の低さ』が原因じゃないか?とも思いましたが、その考え方は安易安直が過ぎます。

ご事情があって一人で育児をされている方もいらっしゃいます。

 

難しい。

てぃ先生が話していることも、もっともですし、「そうは言ってもね」という意見ももっともである。

忍耐力が必要であることも事実なのでしょうしね。

 

 

 

しかし、この動画に付いていた「自分に足りてなかったのは『能力』ではなく『知識』だった」というコメントを見て、なるほどと思いました。

 

わたしが独身で子どもが居ない身だからこそ難しいと感じるのかもしれないし、今現在に『簡単そう』と思っていることや意識もしていなかったことが「めちゃくちゃ難しい」と思ったりすることもあるわけです。

 

取り越し苦労の場合もありますしね。

 

 

 

 

 

 

ありがとうございました( ¨̮ )