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觀てきました新作映画の『バイオハザード』( ¨̮ )!

以前にも『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』の感想を書きましたし、ゲームシリーズのファンということもありますので、この度も感想を書きます٩( ᐛ )و
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そして〈ポケット書評シリージ〉に倣って(?)〈ポケット映画評シリージ〉も発足です!٩( ᐛ )و٩( ᐛ )و
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総評!
バイオハザードはゲームシリーズも世界的に人氣でございます。
一方で「実写映画は別物」と言われることも多々ありました。
そんななか今作ですが、わたし個人的な感想としては「別物ではあるが樂しめた」というものです。
というより、そもそも似せる心つもりがなかったんじゃないか?とすら思います。
なぜかというと映画『JOKER』にて言及されていた「自分の撮りたい七十年代ニューシネマ作品を撮るために、アメリカンコミックのネームバリューを用いた」というお話を想起したためです。
つまりは今作の『バイオハザード』は、全世界的に人氣の『BIOHAZARD / RESIDENT EVIL』の世界觀を用いた、別物。という感覺を鑑賞し憶えました。
もっと正確に言えば『監督が表現したいものが一番バイオハザードの世界觀と近しかった』という感じでしょうかね。
なのでゲームシリーズの人氣キャラクターは一切出ていません(ハンクすら)。
またゲームシリーズとの別物感が強調されていると感じたのは、並行世界感を覺えたためでもあります。
今作のウイルスや変異後の姿はゲームシリーズでは見たことのない、烏賊じみた触手でしたしね。
パラレルワールドのバイオハザードなら仕方ないか〜(ニッコリ。ニッコリk)という感慨ですが、監督側もこんなにファンの多い作品の映画を撮るとなった時、本家に寄せたところで勝ち目がないことは明白ですので、「好きな作品を撮らせてもらいまっせ」と舵を切ったのは当然と言えば当然ですね。
ところで七次元って物理法則が違うらしいですが、この世界の物理法則って螺旋じゃねすかね?
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とはいえバイオハザードのファン心はわかっているというか、画の質感や画力?は非常にゲーム作品と雰囲氣が似ていましたので、監督自身もゲームのファンなのか、あるいはとても研究して造詣が深く解像度も高くなっていらっしゃるのだろうかと思います。
ちなみに基本的に爆笑していました。
発端はフリーランス
物語は主人公が病院へ荷物を届ける場面から始まります。
本作主人公のブライアンさんは運び屋をされている方で、配達先の病院で重要な荷物を安請け合いします。
その荷物の配送先がラクーン市総合病院な次第です。
道路凍る道中で女性を撥ね、シェリフメンに呼び止められ、なんやかんやが始まっていきます。
シェリフメンに呼び止められる前に撥ねた女性を助手席に乗せるじゃないですか、その時には何も起きないが、シェリフメンのシェリフカーに乗せた後に波乱が起きるという演出はホラー演出としてよかったといちホラー好きは思います。
事故を起こしたシェリフカーが横転して雪原に転がったあと、お人好しなブライアンさんはシェリフメンの安否を確かめにいきます。
こちらでホラー映画お得意のジャンプスケア演出が行われますが、それよりも思ったのはシェリフカーの中での一幕と女性との攻防が、非常に本家ゲームの導入部分と似ていたことに感銘を受けました。
あそこで連打したりタイミングよく指定ボタンを押したりするんでしょ( ¨̮ )
シェリフメンから拳銃を奪取し、女性を討ち取ったブライアンさん。
自ら放った流れ玉のせいで愛車がODBTになっていることを知り、妙と尋常な間でも仕事を完遂しようと決めます(まあ車ないと帰れないしね)。
ジャンプスケア作品ではあるが、
向かうは近場にあった農場。
電氣柵を飛び越えようとするも上手くはいかず悪態を吐く様は一般的若者の様相を呈しているように思われますが、きっとあんな環境になれば誰もがあのようになるのでしょう。知りません。
電氣柵を乗り越え雪原を歩いているとわんわんのワンワンが遠くから聞こえ、声の方向を見るとなんと!こちらへ向かって走ってきているじゃありませんか!
わんわんは番犬なのかガオガオと声を上げていて恐怖に不安なので納屋へ避難するブライアンさん。
バイオハザードシリーズにはケルベロスであったりゾンビーヌが登場するので、原作ファンには嬉しい場面でしょう。
ところで納屋へ逃げ込んだブライアンさんの挙動が短絡的すぎる。
なぜそこで梯子を投げる。。。と思いますが、それはあくまでもきっと岡目八目。突然得体のしれない恐怖に遭遇し、命からがら脱した直後ともなれば氣分が高揚したりもするでしょう。
さてこの作品は緊張と緩和が上手に演出されていると感じます。
ワンワンーヌの後に納屋からフックを使って安全に地上へ降りようとするも普通に落ちる場面とか(ところであの納屋とフックのカットってどこかの映画で既視感がある)、その後にわんわんが顔を出す場面とか。
緊張しっぱなしだと疲れますしね。ちなみに普通の番犬ガオガオだと思っていたわんわんがゾンビーヌだと判明した場面ですが、あのうねうね触手はゲームシリーズ『4』のオマージュですかね?
ちなみにこの作品はホラー作品ではおなじみのジャンプスケアが多用されています。
関係ないですがわたしはジャンプスケアが好きではありません。
だってびっくりさせたもん勝ちの印象になるから。そして個人的にびっくりしたくない。
その上でジャンプスケアが多用されている今作は好きです( ¨̮ )
理由はジャンプスケアが多用されていますが、それを凌駕するくらい大変怖いからです。
ホラー映画として最高じゃん٩( ᐛ )و
米 わたしはこの『バイオハザード』に対して非常に好意的です お米
レオンくん初登場時のような印象
ちなみにわたしはこの監督さんがバイオハザードシリーズで好きなキャラクターは、泣けるぜ系男前のレオン・S・ケネディ氏のような印象がいたします。
その理由をこれから書いてまいりますが、まず一つに主人公が非常に初登場時のレオンさんを彷彿とさせる。
パンデミック発生時のRCPDに配属され、イかれた警察署で一夜を明ける泣けるぜ系男前ですが、レオンさんは物語が進んだり作品が進むにつれて逞しくなっていきます。
それは偏に "齢を食ったから" とも言えますが、今作のブライアンさんも初登場時はそこらへんにいらっしゃる若いお兄ちゃんという風体でありますが、死地をくぐることで幾分か肝が座っていっているように感じます。
また上記したわんわんもプラーガ寄生個体に似ていますし、物語終盤のビルを登る結合体も『6』のレオン編ラストボス戰で同じ描写がありましたしね。
集合体がずっと追いかけてくるのもタイラントじみていますし、下水道に入るのも『2』的です。
でか全裸赤ちゃんおじさんの腹からネズミちゃんが出てくる場面は本当に嫌でした。「うわー、本当に嫌だーー」とつぶやいていたことでしょう。
塊魂じゃん!
納屋から抜け出て近くの民家を訪ねるブライアンさん。
シェリフカーの時にも実は思っていたのですが、なんというか、全体的に映像の質感が最近のバイオハザードシリーズに用いられているカプコン社独自のRE ENGINEっぽい質感に似ていたのが原作ゲームの上澄みファンとして嬉しい要素でした。
なんというか潤いを感じる質感や彩度というか?しっとりしたビロード生地って感じ?
鍵が空いていたので侵入しましたところ、壁に野生のショットガン!
壁にショットガンが飾ってあるのは原作へのオマージュだと感じますが、後々も武器を換装して冒険を進める様なんてのは非常に原作的だと感じます。
野生のショットガンを見つけるブライアンさんでしたが、しかし弾は装填されいてない。
日本國では銃器の所持は一般的ではありませんので「弾入ってね〜じゃん」とわたしは思いましたが、銃社会であり日本よりも治安が悪いと耳にするアメリカ國では、いかに護身用の銃火器であっても装填していないが吉なのでしょうね。
装填済みで壁にかけているときに暴漢が押しかけて手にでもされたら終わりですもんね。
ということでショットガンの銃弾を探すブライアンさんですが、あの場面の演技が現実的とすらも思えるものであったと感じます。
しかもこの時に見えたるは、先ほど仕留めたはずの女性が全力疾走にてブライアンさんがいる家に向かってきている。
わたしはジャンプスケアは好みませんが、『イット・フォローズ』や『X』のような〈予告されている恐怖〉が描かれているホラーは大好きです。親切( ¨̮ )
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『X』でのロレインさんの絶叫は今思い出しても良い絶叫だったなぁ…( ¨̮ )
『仕留めたはずの生物が生き返っている・恐怖でパニックになっている・追手は冷静に全力疾走している』の事象と対比が相乗効果で恐怖と異様を煽り、我々觀客のニヤニヤをやめさせない止まらせない。そこに痺れる。
家に入ってきてドタドタと二階へ上がってくる生物の音なんて最高にニヤニィアしちゃいましたね、浮き浮きです( ¨̮ )
野生のショットガンを手なずけて生き返った生物の頭を撃ち、一安心するブライアンさん。
しかし生物の様子が何かおかしい。
頸の肉が蠢き、顔を覗かせたるは触手。
触手が向かうはあらかじめ殺めておいた一家の主人と思しき男性です。
まさか、、結合すか───────。
思わず「ヒ、、ヒェエ………」と思いましたね。
流石に恐怖ですし奇妙なので慌てて場を後にするブライアンさん。
駐めてある車に乗り込みますが、農場の門にはダイヤの鍵で開く錠前が施錠されています。
わたしは「車で突っ込みゃええやん」と思ったのですが、ブライアンさんは律儀に壊そうと向かいます(律儀に壊す??)。
うんとこしょ、どっこいしょ。それでも錠前壊れません。
二回もショットガンを放ちましたが、びくともしない錠前。鉄壁の防御に思わず拍手ものですが、あんなに堅牢なの?鋼鉄製だとマグナムくらいないとだめなのかしら?
破壊は断念し車で突っ込むことを選ぶブライアンさんでしたが、大破したは車の方。
これではもう廃車確定ですね。
車を捨て、ブライアンさんはラクーンシティへ向かいます。
というのも先ほど殺めた生物があらかじめ殺めた家の主人と結合し、異形の生物へ変容していたからですね。
ちなみにこの結合体が家の玄関から出てこようとする場面を見て思ったのは、同じくホラーゲームの『サイコブレイク』に出てくるラウラというクリーチャーです。
腕長いしモチーフにしてるんじゃないか?
ブライアンさんが逃げ込んだ納屋も『サイコブレイク』に出てきた納屋を彷彿をさせましたし。
トンネルを抜けてポリスウィメンから助けられるブライアンさん。
屍体と結合し異形の様相を呈しているクリーチャーに「うわぁ〜!不氣味!」と感じましたが、どこか既視感がありましてね。
既視感の出発点を辿って見たらば、『塊魂』でした。
ご存知でしょうか。
初代プレイステーションの作品でございます『塊魂』。
『塊魂』だと思えば途端に恐怖も引き、のちにも追って出てくる結合体を見ても「わぁ〜塊魂〜!(パチパチ (キャッキャ」くらいなものでした( ¨̮ )
総評の総評
ラクーンシティ大通りに出たブライアンさんが『在校生一同から見送られる卒業式の一場面』みたいな投身を受ける場面や、酸性の吐瀉物を出す『7』のオマージュゾンビ。
明朝体で「うわぁ…。」という字幕が見えてきそうな産科病棟など、基本的に大変ファニーに愉しませていただきました( ¨̮ )
そういえば物語冒頭にも産氣づく妊婦さんが映っていたり(今思ったらなんで扉開けているんだ)、主人公のパートナーさんが妊娠されていたり、産科病棟だったり、妊娠出産というテーマが通底しているようにも思います。
もしかしたら監督さんや制作チームにベイビーが誕生していたのかもしれません。
あと、事の発端である女性を跳ねる場面から主人公のブライアンさんは追われる立場になります。
これは物語の都合かもしれませんが、他のゾンビらも主人公を殺めようとする理由?には不十分に思えます。
というわけで、ゾンビらの行動原理はどちらかといえば『サイレン』シリーズの屍人に近しい(生前よりも屍人化した方が世界は樂しく綺麗というもの)のではないか?などと酔狂なホラーファンは思います。
と、そんな感じで今回の映画は【上質な二次創作】という感覺もありながらも、制作側も仕事としてだけではなく "作りたかったもの" を樂しんで、愛を込めて制作されている感覺を受け取ったので、全体的に好意的なお氣持ちです( ¨̮ )
めちゃオモロファニー映画でしたし大爆笑でしたし ( ¨̮ )
しかしなんで研究室がビルの最上階なんだ。
あ、それも「本家とは違う世界線ですよ」という表明なのか?
ありがとうございました( ¨̮ )