頭の中の洪水

言葉に頼っているうちなのでまだまだです。

利き手に関するエトセトラ(二編)

 

本日もご訪問ありがとうございます。

 

この間の夜、街を歩いておりました。

すると、商業施設の屋外ステージにてアイドルの方がミニライヴというものをされておりました。

 

一糸乱れぬ均整のとれたステージング。

 

「さすがアイドルさん。多くの練習をされているのだろうな」と思いました。

 

と、そんなようなことをぼんやり思いながら公演を見ていると、ある違和感?というか共通点に氣付きました。

 

メンバーさんの全員がマイクを左手で持っていたのです。

 

もちろん人によって違うのでしょうが、左利きのわたしは何かを摑む時左手を用います。

「全員が左利き?」とも思いましたが、単純に考えて現実的ではないです。

全世界的に右利き人口の方が圧倒的にシェアが多いので、アイドルグループ全員がたまたま左利きだった、などということはほとんど奇跡でしょう。目測で六、七人のグループだったので、左利き人口は一人二人が妥当です。

 

であるため、プロデューサー的な人物が「マイクは左手で持て!」と指導しているのだと思われますが、なぜ左手でマイクなのでしょうか。

人間のほとんどは右利きであり、基本的によく動くのは利き手です。

 

この時に思い出したことがありました。

Creepy NutsのR-指定さんが昔ラジオで話されていた『ラッパーは利き手じゃない手でマイクを持て』という言葉です。

R-指定さんご自身がラッパーの先輩から教えられたことだと話されておりましたが、『ラッパーはボディランゲージが多い』ため、利き手が空いている方がよいのだそうです。

 

その理論で、その日に見かけたアイドルの方々は一様に左手でマイクを持っていたのではないでしょうか。

アイドルともなると振り付けも重要になりますし、団体での演舞となるので纏まりが必要不可欠となります。

その纏まりを演出するためにメンバー全員マイクは左手で持つように演出した、ということなのではないのかしら。と考えております。

 

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映画『JOKER』をまた觀ました。

好きな作品なので何度も觀返していますが、自分でも何回觀るんだとは思います。

ソフトだけでも十回近くは觀ているので劇場鑑賞とも合わせたら十五回くらいは觀ていると思われます。

 

それだけの回数を觀ていれば次にどんな台詞が来るのかも大体覺えているのですが、字幕で複数回も鑑賞していたら英語の単語も聞き取れるようにもなります。

まだまだ一文全てを聴いて意味を読み取るまでにはなりませんが、大体の単語単語は聞き取ることができるようになりました。

 

昔聞いたことがありますが、とある芸人さんがとても好きな海外ドラマを何度も見返していたら、だんだんと単語が聞き取れるようになって最終的に字幕なしでも愉しめるようになった。ひいてはアメリカへ語学留學するまでになったのだそうです。

その昔上記を聞いた時は「へぇーそんなものなのか」と思っておりましたが、どうやら確かにその通りなのかもしれません。

 

そんな単語が聞き取れるようになったのお話ですが、映画『JOKER』の劇中でアーサーくんが自室で銃を撃つ場面があります。

その時の字幕は「下手なのはこいつだ」みたいな内容が表示されているのですが、元の音声を聞いてみると『Him』と言っているように聴こえます。

『Him』と聞き取った時、わたしは「Him??! Himって男性に対して使う言葉だよな…?」と動揺しました。

なぜって、発砲した方向のソファにいつも座っているのは母親でしたからね。

 

ですが、物語の終盤でアーサーくんが殺害するマレーも同じ位置関係です。

 

ということは、『Him』が指しているのはマレー・フランクリンさんということなのでしょうか。

謎です。

 

『JOKER』のお話はその全てがアーサーくんによる妄想なのではないかという説もありますが、その説が強固になった瞬間だったかもな、と思います。

 

 

さて『JOKER』での利き手話ですが、アーサーくんがネタ帳にネタを書く時は右手を用いているのですが、オチ?の部分を書く時は左手を使っております。

ここで筆記具を持ち替える理由やら意図が全く不明なのですが、上記の発砲場面では左手で拳銃を持っています。

 

これらからの仮説なのですが、アーサーくんはもともとは左利きだったのではないでしょうか。

しかし時代などから右利きに矯正させられた(日本のように利き手を矯正するクソ文化がアメリカにあるのかは不明ですが)。

 

左利きの人を無理に右利きに矯正した場合、脳機能に後遺症が残ったりするそうです。

代表的なのは左右盲などと言われ、瞬間的に左右がわからなくなるものです。

この左右盲はわたし自身軽くあり、脳みそでははっきりと『左方向』と認識しているにも関わらず、発言する際に「右」と言ってしまうんですね。

 

これは「『お箸を持つ方』として右を説明された」という狭量な視野と考え方を持っていた教育者による影響があると考えております。

 

利き手の矯正により負った左右盲以外の後遺症が積み重なってアーサーくんは生活していたのではないか??というのが、今回の『JOKER』鑑賞により感じたことです。

 

あれ?っていうかアーサーくんがタバコ吸う時って左手だったような氣がするぞ??

 

 

さて、そんな映画『JOKER』ですが、今秋に続編が公開されますね。

『Joker: Folie à Deux』というタイトルです。


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アーサーくんに続き、ジョーカーの相棒たる存在であるハーレイ・クインが登場し、ハーレイはレディ・ガガさんが演じているそうです。

聞いたところによると、今度の作品はミュージカル調になっているのだとか。

 

また『Folie à Deux(フォリアドゥ)』の意味は妄想性障害の一つで『一人の妄想がもう一人に感染して、同じ妄想を共有すること』という意味なのだそうです。

全くラヴロマンスな感じがしますね。

恋愛はほとんど妄想のようなものですしね。

 

ジョーカーとハーレイ・クインのメロドラマ的な作品になるのでしょうか。

 

樂しみです( ¨̮ )

 

 

ありがとうございました( ¨̮ )