「賢い」と一口に言っても色々なことを指します。
賢いの基準をどこにしているのかも人によって違います。
行き詰まった時に打開策を生み出せることを賢いとする人、
いかに物事を知り覚えているかを賢いとする人、
知っていることを適切な場面で提供できることを賢いとする人、
頭の回転が早いことを賢いとする人、
その基準と判断は千差万別です。
まあ人の感情なんて百通りあって当然だとは思います。
それで思うんですが、お笑いやジョークの多くは他者の記憶(知識)次第だと感じました。
突然雨が降り出したことに対して天を仰ぎ、両手を広げた人がいたとして、それに対して「ショーシャンクかよ」とツッコんだ場合に映画の『ショーシャンクの空に』を見たことがある方なら笑ってくれる人や反応をしてくれる方はいるでしょうが、見たことがない場合は「？」という反応になると思います。
いかに知識も深く、ウィットに富んだ会話をできる方でも対話した方が知識に偏りがあり、知識の溝が大きい方だと話していた場合は話の内容が共有できない。
「ちょっとTwitterで仲間集めて国会に意見申し立てにいこうぜ」と冗談を言った方がいたとして、それに対し「ジャスミン革命かよ」とツッコんでも言われた方がジャスミン革命とはを知らない場合「なに意味のわからんこと言ってるんや」と言われてしまうこともあり得るのです。
人の感情ってめんどくせえって話ですかね。
高学歴だから賢いと判断される方がいますが、「覚えてそれを入力するだけなら誰だってできる」と2ちゃんねる創設者のひろゆき氏は話していて、「確かにそれはあるかもなあ」と私は思う次第です。
まあ学のない私が言ったところでただのやっかみや負け犬の遠吠えですけどね。わんこかわいいからその慣用句はどうなのって思うけども。
きっと単一的に物事を見たり判断するだけでは正しさを欠くと思うのよね。
一方からしか見ないから「これはこう、絶対に」っていう右か左かみたいな考えになるんだと思う。
私はなるべく両極端から知りたいことを調べてその複数の考え方の中で重なる部分を見ようと思っています。できてるかな、できてたらいいな。
なので私的な『賢さ』は「多くの見地から対象を考えること」だと思います。
四角の角を削る際に一種類の刃を使うよりも色々な刃を使うイメージ、ですかね。
四角の四隅を削って八角形にするよりもいろんな判断材料を使ったほうが円形に近くでしょ？って感じです。
私の例えはあまり理解を得られないことがほとんどなので理解してくれてるかは謎でけれどね
。
とはいえ本当に賢いのなら相手(大勢・大衆)にわかるような例えをできるものだと思いますけれど。
