頭の中の洪水

言葉に頼っているうちなのでまだまだです。

ああ、恐ろしいな。

 

 

携帯電話や、 PCの自動予測変換。

 

それらを使い生活する我ら共々。

 

「あの言葉はどう書くのだっけ」

 

「この言葉の読み方は『ず』じゃなくて『づ』なのか」

 

無意識に思う、そんなことたち。

 

ふと氣付く。

 

自分の脳を主体にした知識ではなく、デバイスやメモリーを主体にして知識にしている。

 

バイスやメモリーを主体にして考えている。

 

どうやら、とっくの昔に、自らの脳は自らが放棄していたようだ。

 

あぁ、恐ろしいな。

 

少なくとも、それに思い至れただけ幸運か。

 

全く、恐ろしい世の中だと思う。