頭の中の洪水

言葉に頼っているうちなのでまだまだです。

精神的に向上心のないものはばかだ

 

本日もご訪問ありがとうございます。

 

先日髪を切りに行きました。

散髪の際にはいつも美容師の方とお話をしているのですが、その会話で今度広島に旅行に行くと美容師さんが話されたので広島話になりました。

その流れで牡蠣の話に変わりました。

 

 

わたしは牡蠣が苦手です。

 

 

小學校の時分に給食で出たカキフライがあんまりに口に合わなかったので、それ以来牡蠣を避けた人生を送ってきました。

正直、貝自体も苦手です。別に食べられないわけではないですが、別に美味しいとも思いませんし、なんだったら貝の出汁もあんまり好きではありません。

 

では、なぜ、今まで苦手なままだったか。

それは、『貝が主役を張る存在だから』でしょう。

 

わたしの兄はきのこ類全般(特にしいたけ)が嫌いです。

きのこはきのこ汁とかの主役に躍り出ることもありますが、基本は『名脇役』といった立ち回りを用意される存在です。

なので「きのこを避ける」というのはまぁまぁ骨を折る作業でしょう。

 

ですが、貝は違います。

クラムチャウダーなんて料理もありますし、しじみ汁なんて料理もあります。

『シーフード』と銘打たれた料理には必ずと言っていいほど、貝が入っています。

正直なところ、避けることなんて容易も容易。お茶の子さいさいといった趣です。

 

牡蠣なんてもっと容易です。

冬になったら〈牡蠣フェアー〉なんてものが開催されるほどのお祭りです。

牡蠣鍋もあればカキフライもあり、焼き牡蠣、生牡蠣なんていう『素材の生-き-』を味わう術すらあります。

避けることなど容易です。容易のよっちゃんですね。

 

ですが、それほどまでに好きな人がいるからこそ、その美味しさを知りたい。

 

 

生牡蠣なんて「当たってもいいから食べたい」という人がいるくらいです。美容師の方もそんな中の一人です。

それほどまで牡蠣を好きなフォロワーがいるのに、その美味しさを知らないのはもったいない、非常に。

 

小學校の給食の時に食べたカキフライがあんまりだったから牡蠣が苦手になった、とは前述した次第ですが、その牡蠣が美味しくなかっただけなのかもしれない。その可能性は大いにあります。

 

 

それに、牡蠣を好きな人の話を聞いていると、非常に魅力的に思えてくる。本当はおいしいのではないか…?

 

その美容師さんの話すところによると「牡蠣と他の貝とは別物だと考えた方がいい」「牡蠣は生クリームの様にミルキーでクリーミー」なのだそう。

 

わたしは実家が四國なのですが、わたしの郷里へその美容師さんが旅行に行った際に食べた牡蠣がとても美味しかったらしいです。

ですので「都会で牡蠣を食べたらいけない、もっと嫌いになる可能性がある。なので田舎に帰った際に食べた方が絶対に良い」とのことらしいです。

 

 

 

やはり好きなもののことを話している人の話を聞くのは良いですね。

樂しいです。

 

やっぱり、自分が苦手を感じているものでも、それを好きな人がいる。

それを好きな人がいるのに、その"良さ"を知らないのは、もったいないがすぎると感じます。

『昔は受け入れられなかったけど、時が経ったら受け入れられるようになった』ということは往往にして存在しますからね。

 

精神的に向上心のないものはばかだ。

 

 

ありがとうございました( ¨̮ )