頭の中の洪水

言葉に頼っているうちなのでまだまだです。

〇〇派

 

本日もご訪問ありがとうございます。

 

派閥爭いちゃん

世間には色々な派閥があります。

 

右だ左だ人種差別否定派だ肯定派だetcだetcだ…。

 

基本そういった些末なことはわたしには関係がないのでどうでもいいんですが、本当に色々な派閥が世の中にはあります。

 

あんぱんの中の餡子はつぶあんこしあんか、や、サッポロ一番は塩派か味噌派か、きのこの山たけのこの里はどっちが好きか、など。

 

どぅっっでもいいですよね。

 

どちらにも良さがあるわけですし、どちらにもフォロワーがいるのでどっちがどうかですぐさまシェアが止まるわけではないのですよ。

 

「わたし個人的にはこっちが好き」というのはもちろんありますが、結局のところ『その人がそれを好きならいいじゃん』という氣持ちなので、最終的にはいつもの『お好きに生きて( ¨̮ )』になります。

 

が、先日この『どっち派抗爭』をもとにある出来事が起きました。

 

とある商品について『どっち派か』という話題になり、ある方が「絶対に△△!△△以外ありえないし、○○の方が好きとか頭おかしいでしょ」と言っていました。

 

わたしとしては完全にその〇〇の方が好きだったので、瞬間的にムッとしました。

その時に

  • 『自分が好きなものを否定されたことで発生した怒り』
  • 『自分が好きな〇〇を否定されたことで自分も否定されたような氣になったから発生した怒り』
  • 『いたずらに"頭おかしい"と評価されたことで発生した怒り』

という『自分が怒りを感じた理由の候補』を考えることで、なんとか必要以上の怒りに支配されずに済みました。

 

ちなみにおそらく三つ目の『いたずらに"頭おかしい"と評価されたことで発生した怒り』だと思われます。

 

 

怒りの針に一本釣りされたわたしは考えた

そんな風に必死に無意識の怒りを表層化して、「まぁ自分に好きなように評価するのが人間だから」とか必死に必死にクールぶってようやくなんとかその時は平静に戻りました。

 

しかし、一回ひっかかった針。

いたずらに『頭おかしい』と評価されたことに、幼くも囚われ烟っているわたし。

「怒りは定着させないことが重要」と以前に書きましたが、定着してしまっていたようです。

それほど瞬間的に強い怒りだったんでしょうね。

floodinhead.hatenablog.com

 

 

そんな怒りに烟っているときに思いました。

「こんなにひっかかっているということは、ここから何か學び取れということなんだな。では、その學びとはなんだろうか」

 

そうして考え結論に至った次第です。

 

その本質はマウンティングです。

 

『頭おかしい』というのは、〈自己の優位性〉を高めるため、その〈優位性〉を強く感じたい時に用いられる言葉だと感じます。

その言葉が「自分が好きでないもの(○○という商品)を好きな人」に対して使われたのが今回の状況なわけですが、『「自分が好きでないものを好きな人」を「頭おかしい」と評価する』ということは、『自分の方がまともであると主張したい』という深層心理的な経緯が隠れていると思えます。

 

つまり対象を「頭がおかしい」と評価することで、『今自分は相手よりも優位な位置にいる』と思うことができる。それによって自分が無意識に抱えている無価値観や自己欠乏感をかりそめに埋めた氣になれるということです。

 

端的に言えば『対象(相手)を「頭おかしい」と形容・評価するというマウンティング』をしているということですね。

 

 

「自分と相容れない相手が、自分と同じ種族・コミュニティであると思いたくない」という心理もあるのかもしれません。

 

それの延長が『特定に名称をつける』ということになるのかも?と思った次第です。

 

 

エゴを捕らえよ

そういった『無闇でいたずらな評価』が『自分自身が感じている無価値感』からきたものだというのは、なんとも悲しいというか、氣の毒なものですね。

 

しかし、そういう経験も無意識もその人が必要な経験であるので、おせっかいに口や頭を突っ込むものでもありません。

「救いたい!」とかなんとかっていう氣持ちもエゴですし、そのエゴもまた自己無価値感からくるもの(「人の役に立っている自分」と思いたい、そう思って無価値観を埋めたい、ということ)ですからね。

 

全く『難攻不落の氣持ち』というのは厄介千万なものです( ¨̮ )

 

しかし、わたしも人間ですね。まだまだ怒りに支配されてコントロールされてしまいます。

クールぶって自己の幼稚な怒りを素直に認めようともしなかったりします。

 

人間としての旅路はまだまだ続きそう。

 

 

上記した無意識の秘密を解明できたのも『頭おかしい』といたずらに評価した人が在ったからですし、それによってわたしの中に怒りが発生したからです。

「本当に有難く學びの多い出来事ばかりで感謝しかありません」と、物分かりのいいようにクールぶっておきます( ¨̮ )

 

🌝 ちなみに🌚

ちなみに以前にも書きましたが、『あなたはどっち派?』の派閥抗爭を仕掛けて儲かるのは、その商品を作っている企業です( ¨̮ )

 

『きのこたけのこ戦争!あなたの好きを応援しよう!』というキャンペーンが打たれていたとして、消費者はその人が好きな方を買って応援しますが、「きのこの山」も「たけのこの里」も両方明治が製造しているので、ただただ明治が儲けるということです( ¨̮ )

 

 

ありがとうございました\(´-`)/