行ってきました『幻魔大祭2022』!魔つやま!
わたくしごとで恐縮にございますが、
- なっがい前段。飛ばしていただいてもなんら問題ございませんよ
- 開演です。
- 粋NALI
- 幽星より愛を込めて
- 幽楽町線
- 幻魔大祭
- 鼻茸
- 狂感できない
- 鬼畜
- JOVE JOVE~M.O.8
- 絶妙Σ
- 攻撃的国民的音楽
- マーガレット廣井さんも生きている
- 金土日前のお話
- 金土日
- 総括
- bibouroku。
なっがい前段。飛ばしていただいてもなんら問題ございませんよ
とまぁそんな感じで、
ここらへんはもう蛇足も蛇足ですが、
しかし、
だから人間我儘なもので、
しかし愛媛の「のんび〜りと時間が流れる」
そんなように怒喜怒気と浮き浮きを感じながら松山に到着。
今回の箱である『WstudioRED』というライブハウスは、
やっぱり愛媛のライブハウスといえばサロンキティのイメージが強
2013年にMUCCさんのシャングリラツアーで行ったので、
そんな余談はよいとして。
開場まで時間があったので、
『路地裏珈琲店』というお初な喫茶店様へお邪魔したのですが、
コーヒーは美味しいわカスタードプリンは美味しいわ原料にこだわ
本当にコーヒーが美味しかったからまた行くでしょうね( ¨̮ )
とはいえ松山に行く機会もあまりないのですけどね( ¨̮ )
開場時刻近くになり、箱へ戻るわし。
ここでびっくりしたのですが、それは客層の広さです。
わたしと同じ歳くらいのレディやお兄ちゃん、お兄様方お姉様方、
初めて八十八ヶ所巡礼さんを観に行った去年の心斎橋JANUSで
中には親子?
わたしもいつか母を八八に連れて行きたいですね。
そんな母はわたしが聴いていたムックさんを氣にいったり、
いや!人なんてそれぞれ違うんだからわからんで当然なんだ!
個人的には5月以来の八十八ヶ所巡礼さんなので二ヶ月ぶり、
あ、
わたしはクソスピさんなのでそういったことがあるとすーぐに〈
「神も魔族の演奏を愉しみにしているのだ(キャッキャ」
ひとつ氣になるのは、
心配ですよね。
開演です。
開演SEが鳴る。
やっぱり新しい箱だからかスピーカーがヘタってなくて音が良い。
もちろんPAさんの腕が良いのもある。
音の輪郭もしっかりと立って聴こえて、
メンバーが登場するセクションに鳴っているウッドベースの音も艶
粋NALI
さてはて御三方の登場。
いつもはSE後すぐに演奏がスタートですが、
「どうしてライブハウスって暗くてじめっとしてるか知ってる?
『粋NALI』は、イントロに聴こえるマーガレット廣井さんの「
ライブの終演BGMをLee Morgan氏の『The Sidewinder』にしたり、Chick Corea氏の『Return To Forever』をカバーしたりしている八十八ヶ所巡礼さん(もといマーガレット廣井さん)なので、ジャズとかの奏法?テクニックも履修されているのでしょう。
もともとスタジオミュージシャンを御志望とのことらしいですしね。
その「
あの演奏はスタッカートといって、『ターターター』と音を繋げて鳴らすのではなく『タッタッタッ』と音を切り離して発音する演奏方法です。
音の作り方と樂器自体のセッティングにもよりますが、一般的にベースという樂器は弦が太いためにサスティーンという〈音の残り香〉みたいなものが残りやすい特徴があります。
その『サスティーンが残りやすい』という特徴があるために、ベースはスタッカートがし難い、また、難しかったりします。
し!か!し!
マーガレット廣井さんはそれを難なくこなしている。
音も、よれたりぼやけたりしていない。
歌と樂器とのユニゾンがぴったり。
=イコールつまり「めちゃくちゃスキルが高い」ということなのです!
『できてから比較的時間の経っていない新しい箱だからスピーカーもヘタってない』と前述しました。
「じゃあスピーカーの性能じゃん?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、スピーカーがヘタっていないからこそ、誤魔化しが効かないのです。
要約すると、すげー巧くてびびった。です✌️
『狂感できない』のベースリフを聴くとわかりますが、おそらくマーガレット廣井さんのベース(日の丸スタインバーガー)は、弦高(指板と弦との幅)が極限まで低いのではないかと思います。
弦高の高い低いはそれぞれに良さがあるので、どっちがどうとは言えませんね〜だれからも何も言われてませんけどね〜。
曲の感想?樂しかったから覺えてないです!!
あ、歌い出しからマーガレット廣井さんの声がとても出ていらっしゃって、やっぱりヴォーカルとしてのポテンシャルも高いよなぁなどと偉そうなことを思っておりました。
幽星より愛を込めて
上に同じ!!樂しすぎて覺えていません!!!遺影!!!!
幽楽町線
夏ですね…。日本には幽霊という風情があります…。
ギターソロの時に上手でKatzuya ShimizuしてるKatzuya Shimizu先生とは反対に、(以前に書いたステージングの基本に倣って)下手に行くマーガレット廣井さん。
そこで下手の貴様らにじっと見られたのか、「あっち!あっち見な!」と口パク&顎で上手に促すマーガレット廣井さんと、それを意に介さずマーガレット廣井さんを迎え入れている下手の貴様らの皆様の攻防?やりとりが面白かったです。
それ見てめちゃ笑ってた。
幻魔大祭
ドラム始まりの曲なので、実は最初『脳の王国』かと思っておりました。
「生前にお祭りや賑やかな場所が好きだった魂は、樂しげな場所やみんなが樂しそうにしている場所にやってくるそうだ」とマーガレット廣井さんが曲の開始前に話されていました。
超個人的な話になり恐縮ですが、つい先月わたしの父が亡くなり、その父も祭りが好きな人だったのでちょっと泣きそうになりました。
『お祭りが好きだった人を弔うには、目一杯愉しむしかない!』と愉しみました。
鼻茸
「わたしとKenzooooooooは松山出身なんだけど、、、
7/17に、「明日ライヴあるんで奥さんと一緒に来てくださいよ」と二十年来お世話になっている先輩さまにメールを入れたマーガレット廣井さんですが、「『鼻茸』?っていう鼻の中にキノコができる病気になって、日赤病院に入院してるから無理だ」と返信があったそう。
『こっちが年下だからってばかにして』と思ったマーガレット廣井さんは「からかわないでくださいよ」と返信したそうですが、MAJIだと。
「『いや、本当だからLINE教えてくれ!写真送るから!』って言われたんだけど、わたしらいんやってないから(ここすごいマーガレット廣井さんっぽい)、らいんやってないですって返信したら『じゃあSNSに送るから!』と言われて、実際に送られてきたのを見たら、本当に鼻の中にエリンギみたいなのができていて!いや、しめじかな?白いしめじがグン!って鼻の中に突き出てて、それを取って入院してるって。次!」
→『OH! SOJI!』へ。鼻茸をOH! SOJI!した奥平さんへ捧げていて、粋で笑いました。
この日の『OH! SOJI!』はベースの音がこれまでに比べて、すごくブリブリな音になっていて氣持ち良かったです。
そしてドラムの「ドッドッタ、ドタン ドンッドッタ、ドタン、」のバスドラ『ドッド』とベースとが綺麗にユニゾンしていて、とても心地よいリズム隊でした。
狂感できない
以前『狂感できないは世間との決別の曲』と評しましたが、この日の演奏は「より強くて決定的な怒り」を感じました。
「この三千世界の〜」から「〜狂感できない」までのセクションが、だんだんとダイナミクスが上がっていく演出になっており、上記した『怒り』が積もっていく様を想起いたしました。
そのあとにスッとクールダウン?しますが、その雰囲氣?がPVと一緒だ!と思いました( ¨̮ )
上記した『怒り』ですが、この直前?のMCでマーガレット廣井さんが悲しくなって泣きそうになっていました。
その原因に対しての『怒り』なのでしょうか?
鬼畜
重い。
やっぱりこの曲の冒頭にKenzooooooooさんが鳴らすエイトビイトが重い。
心臓にそのまま拳を打ち込んでくるようなパワーと重さを感じます。
あと、これはあげつらうつもりは一切ないのですが、Katzuya Shimizuさんがアルペジオのところでミスタッチをされていました!
Katzuya Shimizuさんはギター講師もされていることから、正確無比でミスなんてしない早弾きMachineだと思っていたので、ミスした時は「あっ!ミスした!先生も生きているんだなぁ😌❤️」などと思っておりました( ¨̮ )
JOVE JOVE~M.O.8
この流れは定番になっておりますが、やっぱりテンションが高揚しますね。
『M.O.8』の曲が始まる前にマーガレット廣井さんが「モヤ」といいますが(あ、そういえば今回はKenzooooooooさんのドラムオンリーの始まりではなくて音源イントロの「みょっみょっみょ」があってからの「モヤ」でした。伝わってる?)、最初の「モヤ」にはディレイがかかっておらず、二度目三度目の「モヤ」でマーガレット廣井さんが空中の『モヤ』を探すように中空を見回す、という所作が可愛らしかったです( ¨̮ )
絶妙Σ
曲が始まる前の「拳を拝借!」からの『DBTコール』が無かったので、「あれ?今回はそういうアレンジなのかしら?」と思ったりしてました。
久しぶりに聴いたけども、やっぱりこの曲は樂しいですね。
浮き浮きするしかないですし、マーガレット廣井さんのお好きなニヤニヤも無限増産されてしまいます( ¨̮ )
攻撃的国民的音楽
貴様らの皆様が『攻撃的国民的音楽』の『
そういえば『攻撃的国民的音楽』の「はたらき蜂⑧では死に切れない」がなぜかやたらと脳についたな。
やっぱりはたらき蜂⑧ではやりきれないもんね。
あと『その胸の太陽を燃やせ』の部分に、よりマーガレット廣井さんの熱が入っていたように思いますね( ¨̮ )
マーガレット廣井さんも生きている
具現化中前のMCにて。
「我々は貴様らに、ここライヴハウスでやりのこしたことがないように帰ってほしい。魂とか氣持ちの面でもだよ」と話すマーガレット廣井さん。
「ライヴハウスがどうしてこんなに音がバカでかいのかとか、なんで照明がビカビカしてるのとか、そういった意味なんてないもののでも、何か意味を、それぞれの意味を見つけて帰ってほしい。わたしはこのライヴハウスでやりのこしたことがある。『絶妙Σ』の頭で『DBT! DBT!』って言い忘れてしまった」
なんと!アレンジじゃなくて単純な言い忘れだった!マーガレット廣井さんも生きているのだ!
「『M.O.8』の後が『攻撃的~』だと思ってて、足元を切り替えてたから言えなかった。このまま帰ると絶対に後悔するから、最初だけやりなおしていい?」と問いかけるマーガレット廣井さんに対し、貴様らの皆様は大いなる拍手で『もちろん大歓迎』を表現。
「拳を拝借!」からの『DBT!コール』で会場のボルテージは最大値を超えていたように思います。
少なくともわたしのボルテージは超えておりました( ¨̮ )
あとこの時?に『地元凱旋なのにチケットが売り切れていない』って話をしていたんだっけか?
「そりゃ全國各地にいろんなライヴハウスがあって、それぞれ規模も違う。行きたくても予定があって行けなかったとかもあるのだろう。チケットが売り切れていないことは何も氣にしていない」と強がるマーガレット廣井さんが非常に可愛くて、今思うと愛おしい感情でした( ¨̮ )
「年に一回FMえひめに出演するくらいで、普段メディアに出ない我々を求めてこんなにも多くの貴様らが集まってくれている。我々がメディアに出て急にチケットが取れなくなったら、貴様らも嫌でしょ?」と、ファン思いと強がりがないまぜになったことを話すマーガレット廣井さん、かわいい( ¨̮ )
「我々はメディアには頼らない。あんなものは嘘っぱち」みたいなことも仰っていたかも。
わたしの脳内が勝手に作ったのかもしれないけど、同感ですよ、マーガレット廣井さん( ¨̮ )
金土日前のお話
以前の公演で「金曜と土曜と日曜しかしない曲!金土日!」と言っていたので、「今日は月曜だからやらないだろうな。何を演奏するんだろう?」と思っていたら、イントロのドラムが始まって「あら、やるんだ( ¨̮ )」と思いました。
メンバー紹介では「徐々に木と一体化して、最近は木を削り出してスティックを作ろうとしている男」と言われ、いつもの困惑の表情を浮かべるKenzoooooooさん。
もしかしてマーガレット廣井さんしか喋らないから、マーガレット廣井さんは好きなことを喋っている??
「on!徐々に木と一体化しているドラム!K,e,n,zにoが八つで!Kenzoooooooo!」
「我々一昨日広島でライヴをして、ここの二人(リズム隊)はそのまま愛媛に来たんだけど、かっちゃんだけ地元、、魔界に帰って身内の結婚式に行ってきて、すぐあとに魔界から怪鳥に乗って、大きい烏に乗って松山に来ました」と紹介されて、どこか恥ずかしげなもじもじ顔をするKatzuya Shimizuさん。
「on!妹の結婚式でちょっとウルッときた、徐々に人間になりつつある早弾きMachine!Katzuya Shimizu!」
「徐々にわたしは何になっているかというと、
最後のは言ってたか定かではないです。
「on!徐々に貴様らと同化しているベース!
金土日
曲途中の『やってる意味のないことが大切♪』の部分で、「
【意味】とかに囚われて汲汲とならんでも、
マーガレット廣井さんは「
ゴッホさんは『そうだ、僕は絵に命を懸けた。そのために半ば正氣ではなくなっている。それもいいだろう』と仰ったそうです。
ゴッホ展で見ました(・◡・)
マーガレット廣井さんは『金土日』で起こる手拍子に「
「みんな元々はバラバラなんだから、
この一体感については、賛成でもありますが、
一応言っておきますが、
良く無いと思うのは『どちらかを良い/悪いと断定し、
余談ですが、『ロックバンドと観客との一体感』は、
『魔王』はファシズムを取り扱った作品であったから、
大体、ファンという呼称は〈fanatic(狂信的)〉
しかしマーガレット廣井さんの言葉を聴いていると、
「Kenzooooooooのお兄さんKenzooooooooとおんなじ顔してるから探したらいいよ」とマーガレット廣井さんが言ったのを契機にフロアをキョロキョロしだす貴様らが面白かったのと、「かっちゃんのお兄さんもがんばってる!」と「Kenzoooo
ブロマイドにして物販で売りましょう😊😊😊
総括
毎度のことながら、良いライヴでした( ¨̮ )♡
地元凱旋だったこともあり、
マーガレット廣井さんはいつも暖かい人ですが、
チケットが売り切れなかったのは氣にされていましたが、
なんというか、八十八ヶ所巡礼というバンドを好む人って、御三方が奏でる音を『魂が求めている』感覺があるので、
最初の方で『客層の広さに驚いた』と書きましたが、
そんな諸先輩方がわざわざライヴハウスに足を運ぶ、なんてのは、
個人的に【本物】みたいな形容は好きではありませんが、
それこそ、
ICE BAHNのFORKさんのリリックをサンプリングしますが、『
メディアで恣意的に「作られた」急繕いの流行なんてものは、
on!
地球に根付いた大樹のように愛されるバンド!
八十八ヶ所巡礼!!!!!!!!
bibouroku。
あと、ライヴでは「東京!」や「大阪!」と、その土地の名前を呼んで空間の空氣を盛り上げるという手法がありますが、この日は「愛媛!」ではなく「松山!」だったのが、なんというか、思い入れを感じてほっこりしました( `◟ 、)
『エイトビイトな人々』は今回も聴けなかった!残念です!
しかしそういった心残りがあるからこそ、
「会いたいな」と思うからこそ、未来には会えるし、
さて!
次は8/28の心斎橋JANUS『八=八』です!
『幻魔大祭』とのタイトルではないので、
ありがとうございました( ¨̮ )
Bonus Track🍆
なんでか八十八ヶ所巡礼さんのライブ後は酒が飲みたくなるので、
好きなものを目についただけ調子に乗って頼んだら、
終電の時間もありますしね。
しかし、物価ってものを考えていかなった…。
生活の拠点にしている都会よりも愛媛の方が物価が安いに決まって
御会計は3,330円でしたが、
あるいは量がダウンサイズ。
蛸の唐揚げが好きで、お品書きにあれば大抵注文するのですが、
何の話?
しかしお茄子の揚げ浸し(煮浸し?)があんなに美味しいものだと
マーガレット廣井セット
ありがとうございました( ¨̮ )