頭の中の洪水

言葉に頼っているうちなのでまだまだです。

【八十八ヶ所巡礼】Kenzooooooooさんお誕生日おめでとうございます!!!!!!!!【八×八祭】

 

本日もご訪問ありがとうございます。

 

行ってきました『八×八祭』!!!


五月ぶりの八十八ヶ所巡礼さんのライヴ&初めての観客として行く新宿LOFTです!

 

新宿LOFTといえば日本の超老舗のライヴハウスです。

なんと1976年から営業されているそうで、日清パワーステーションよりも古いとは知りませんでした。

そんなに老舗なら、ザ・スターリンさんや頭脳警察さんもご出演されたのでしょうか。

 

ちなみにわたしはcali≠gariさん経由で新宿 LOFTさんの存在を知りました。

 

 

👇これまでの八十八ヶ所巡礼関連👇

floodinhead.hatenablog.com

 

 

開演まで

朝に凍狂へ到着し、だらだらしたり浜松町でとんかつをいただいたり(恍惚)、浜松町から新橋まで歩いて別のバンドの聖地巡礼をしたり、ワンカップ片手に有楽町駅まで歩いたり(東京に来たら何故か必ず一駅分は歩いてるな)しておりました。

いま何時でい!

 

先行物販にて、無事に限定グッズのTシャツを購入し、そこから開場まではまただらだら。

 

ちなみに、この八月のお祭りは大阪の二日が先行で抽選が行われ(どっちかのみ申し込み)、凍狂の8/8と8/18、大阪の8/26と8/27の先着分が同日6/18の午前十時に一斉発売されました。

わたしは抽選時点で8/27をご用意されておりましたので、「twoデイズを…、、両日とも行くんだ…、、、!!!」と意気込んで、チケット発売当日、実家のお布団の中から挑み、無事購入することが出来ました(ありがとう運)。

 

八十八ヶ所巡礼さんは大変人氣なバンドさんなので、チケットは瞬殺。わたしが8/26のチケットを取った時点で、凍狂のツーDaysともが『予約枚数終了』しておりました。

しかし、諦めきれない強欲なわし。

『何かのバグで購入できないかな〜。8/8に八十八ヶ所巡礼さんを観たいんじゃあ』と往生際悪くe+さんのアプリケーションをぱちぽちと実家の布団でいじっていたら(その日は11時から法事)、あれよあれよと、取れちゃいました。チケット。

「…取れちゃった」という感慨で、まさに鳩が豆鉄砲を喰らったような面をしていたことでしょう。

 

というわけで、ご用意いただいたチケットの整理番号は最後の方。

新宿LOFTさんはフルキャパで500人だそうですので、「ゆっくり行こ〜(スキップ!)あ!限定Tシャツとシンジュクセキュリティさんの制服とがお色味一緒ですわね!うふふ!」なーんて思いながら箱に向かい会場入りをしたらば、目の前に柱!見えない!MAJIか!と思いました(整理番号が言われてすぐさま入るくらいの余裕がないといけませんね)。

なんとかマーガレット廣井さんが見える位置まで移動させていただき、開演を待ちます。

 

三ヶ月ぶり?だからか、MA〜〜〜JIで緊張して爆が怒喜怒氣だった。緊張で脳が痛かった。

 

👉開演。

 

開演

五分押しくらいで開演。

いつものSonny Rolinsっぽい登場SEで御三方が登場。

この日は『凍狂』の衣装でした。

「!!!…『凍狂』の衣装だ…!!!!!」と思いました(多分感情が喉からも出ていたと思う。うるさいファンで申し訳ない)。

Katzuya Shimizuさんのおジャケットがスパンコールキラキラでお美しい。

一升瓶を煽りながら登場するマーガレット廣井さんの色氣がすごかったです。

 

 

粋NALI

「…ドッタドドッ…」とドラムが始まったので、 "『粋NALI』だ!" と察する。

わたしとしては2022年7月ぶりの開幕『粋NALI』です。

 

「明日、八月九日はKenzooooooooの誕生日だ!」とマーガレット廣井さん。

それに沸く湧く貴様ら。『おめでとう』の呼びかけがフロアから飛び交っておりました(そういえば前に『Kenzooooooooさんが登場した時は決まって男どもの野太いKenzooooooooコールが起こる』と読んだことがあるのですが、この日はレディでいらっしゃる貴様らの多くもKenzooooooooコールをしておりました)。

 

「貴様らのおめでとうの声で、Kenzooooooooはいつもの八割り増しでドラムを叩く!」とマーガレット廣井さんが言ったことで、浮き沸く貴様らと、困惑した表情を見せる当人のKenzooooooooさん。

 

 

「とぅっとぅっとぅるっ」という歌のメロディとベースのユニゾンが始まり、"ライヴの始まり" と、細胞が起こす感情の昂まりが体を巡ります。

音源ではオクターヴ下ハモリがコーラスとして重ねられており、そのコーラス音とユニゾンした音をギターが弾いておりますが、この日はオクターヴ上の音をKatzuya Shimizuさんは演奏されておりました。

上記のようなことを「あ!」と思っていると、キメでギターのいな鳴きが響きます。

 

このいな鳴きの時に思ったのですが、この日ってギターのリヴァーブをほぼ0か無しで音作りしてた?(というのも、ギターは中音とライヴハウスのスピーカーから出る音とではリヴァーブのかかり具合が違って聴こえるらしく、中音でリヴァーブを結構かけていても出音では丁度良いくらいの差異があるらしいのです。なので、出音を聴いているわたしたちとKatzuya Shimizuさん当人では聴こえ方が違う)

リヴァーブというのは反響音という意味で(お風呂場の反響音もリヴァーブ)、ギターの音作りをする際にリヴァーブの音を深めに設定していると、プレイが上手く聴こえたりするそうです。

 

ですが、そのリヴァーブをほぼ無しで音作りをしているということは、ミスをしたらすぐにバレてしまいます。

つまり『演奏に誤魔化しが効かない音』だということです。

別にKatzuya Shimizuさんのプレイに誤魔化しがあるなんて思ってはいませんが、なんというかあの音には氣合いを感じました。

フルキャパの新宿LOFTと、むき出しの音で真っ向勝負!みたいな?

単純に超ショートリヴァーブ(あるいはリヴァーブ無し)でどれだけ良い音を出せるかに挑戦するという自分の中での挑戦&遊びってだけかも知れません。

 

あと、ギターのいな鳴きからAメロの歌までが赤い照明のギラギラだったのでサイレンと赤色灯を想起いたしました。

 

 

老舗なこともあってなのか?新宿LOFTさんは出音がとてもクリアでよかったですね。

それにマーガレット廣井さんの声もよく出ていらしたので、マーガレット廣井さんもこの日は氣合いが入っていたのかもしれません。

 

 

愛ワ三文字

いつかに演奏されていた際のど頭ドラムソロも、原曲よりサイズが長くなっておりましたが、この日も長くなっておりました。

うろ覺えですが、四小節ではなくて二小節分だった?普通に四小節かもしれません。

 

そんで、この曲始まりのドラムソロがキレキレ!キレてる!ドラムテク筋肉がキレてるよ!

マーガレット廣井さんが「貴様らの『Kenzooooooooおめでとう』の声があるから、今日のドラムはいつもの八割増しだ!」と言ってしまったので引っ込みがつかなくなったのでしょうか。

貴様らとしては恐悦至極です。お体に無理せず無茶なドラムを叩き続けてください。

 

 

この曲は最初の静か?なところから『サテ 愛 ワ 何文字?』で一氣に激しくなります。

この『何文字?』の部分、音源では「ブ→、ブ→、ブ→、ヅ↓」というベースが奏でられておりますが、この日は「べ↑、ボ↓、べ→、ブ↓↓」というアレンジが施されていて、とてもかっこよかったです。

というよりも、この日の『愛ワ三文字』はベースラインがライヴアレンジされていて、とてもかっこよかったです。

音樂オタクの変態な血が震えて発熱するような絶妙Σなアレンジでした。

 

 

OH! SOJI!

スネアロールからのドラムソロが始まり、「…!!!『某WN夜』か??!!!」と思いました。が、想いは叶わず…。。

「ダカダカダドッ」から曲が開始。音源では「ダカダドッ」ですが、昨今のライヴアレンジではフィルが増えておりますね。

 

しかし誕生日当日ではないとはいえ、主役のKenzooooooooさんが一番頑張ってるってなんかゴルフのホールインワンみたいだな。

…ちょっと違うか。

 

 

この曲から、マーガレット廣井さんの歌にショートディレイ(ディレイはやまびこ効果なんて言われたりします。実音の後から同じ音を再生させるエフェクトで、調整によって16分音符分や付点八分音符とかでディレイさせます。)がかかっていたように思いますが、開演の時からショートディレイはかかってきたかもしれません。

 

 

狂感できない

今年の五月に開催された『八十八夜ナイト!』の時もそうだったのですが、イントロのドラムが始まるとどよめきが起きますよね。

 

照明はスモークも相待って白っぽいものでした。この時の光景はPVの再現というよりも、ゆらゆら帝国さんのような『The 日本のロックバンド』然としたものを感じておりました。

 

あと、『この日のギターはリヴァーブが0で音作りをしているように感じた』と先述いたしましたが、この曲のギターソロではよりそれを感じました。

ギラギラかつクリアな音で、ビブラートを深めにして音像を強調している感じや、ビブラートでサスティーンを伸ばしている感じなど、「ごまかすような音作りじゃなくともやったるわい!!」という氣概を感じ、勝手にグッときておりました。

 

 

あれかしら。

新宿LOFTの音がとても良いからこそリヴァーブ0で音作りをされたのかしら。

ちょこざいな小細工なんているかい!!!みたいな氣持ち?

 

 

赤い衝動 -R.I.P-

4カウントから入る曲ですが、ハイハットを叩く「シャーン!シャーン!」の2カウント目で『赤い衝動 -R.I.P-』だ!と氣付きました。

バンドがオールインした時は、会場はどよめきに包まれておりましたね。

 

いつかの時に「『赤い衝動 -R.I.P-』は本当にKenzooooooooさんがすごいからみんな見て」と書いてあったものを見て、そのKenzooooooooさんはどれほどなのかしら、と思っておりました。

この度、『赤い衝動 -R.I.P-』その曲が演奏されたのでKenzooooooooさんを見ておりましたが…。。。

 

 

Super Kenzoooooooo Time!!

 

 

いやぁ、あれはSuper Kenzooooooooさん Timeでしたね。

あれはすさまじい。

激しいドラミングと隆起する筋肉。縦横無尽に動き回る腕。っかぁ〜!!!

あんな寡黙な男(そういえば、どこか高倉健さんと雰囲氣が似ているようにも思う)が感情を爆発させたような激しい演奏を見ちゃったらそりゃあかっこいいと思っちゃいますよ!!

 

最後の大サビ?(「世界は〜」のところ)を、1・3の拍でリズムを取りながら歌ってベースを演奏するマーガレット廣井さんが好きです。

 

 

IMNY

この曲もドラムでイントロクイズできる曲ですね。

 

「ダラドッ」の部分で "『IMNY』だ!!!!" と氣付いたわし、多分思わず体が動いてしまったので、周りの貴様ら様たちの邪魔になっていただろうな、と自戒。

しかし抑えられない感情。

 

肝心の曲ですが、この曲、というより『攻撃的国民的音楽』の収録曲?を生で聴く時って、演奏をされている御三方との物理的距離がグッと近くなるような氣がするんですよね。

今回の新宿LOFTさんは500キャパの箱ですが、200キャパで高円寺とかの(高円寺行ったことないけど)都心からちょっとだけ外れた場所にある地元密着型の老舗の箱(高架下ならなお良し)で演奏しているのを観ているような感情になりました。

この《距離が近い感覺》は、『具現化中』と『日本』でも感じました。

 

 

ひとつ不満点を言うとしたら、この曲だけギターの音が小さかったかな、というところですが、わたしの居た場所が柱の影でしたので、上手側のスピーカーの音が柱に阻まれて居ただけでしょう。

 

 

ohenro3

曲の始まりを告げる「ジャカジャカジャッ、」で、待ってましたとばかりに貴様らが浮き浮きとしだす(わしも)。

 

いざ曲が始まると、、、速い!!!!

 

音源では大体♩=170前後くらいなのですが、この日の演奏は♩=180以上はありましたよ。

「たかが10の差?」と思われるかもしれませんが、演奏する側にとってはかなりしんどかったりします。

しかも『ohenro3』って、細かいほどんど八分音符乱打みたいな曲ですしね。

これまで生で観た『ohenro3』で一番速かった+単純に曲が好き+高難易度の演奏を悠然と弾いていることなどから、観客であるわたしの昂りは最高潮に達しました。

 

 

沙羅魔都

曲が一旦止まって?(だったかしら)マーガレット廣井さんのベースがブゥイーンとスライドで鳴らされた部分があったのですが、この時の音が本当に最高で脳天に直撃いたしました。

おそらくベースファズの音だと思うのですが、音樂に対して変態的嗜好を持つ身の人間としては、あの音には痺れましたね。。

 

2019年に観たKRAFTWERKさんの公演しかり、箱の音がよいとその日のライヴの思い出が良いものになりますね。

あのベースファズの音はすこしでもスピーカーがヘタっていたらクリアな歪みが出ないはずですからね。

 

それと、「オレ、魔族。〜」と語りのセクションがありますが、その時の照明が青を基調としたものに、マーガレット廣井さんのお顔にだけ少し黄色い照明がボヤッと当たる、みたいなアプローチをされていて、なんとも魔族感を覺えました。

 

 

アンコール明け

無事本編が終わり、アンコールを待ち望む貴様ら各位。

ステージの壁に『Loft』と書かれていたのですが、照明の落ちたステージでそれだけが照らされており、「かっこいいな」としみじみ感じておりました。

 

そんなことを考えておりますと、貴様らの念が通じて、魔族が再登場。

 

いつものようにKenzooooooooさんが最初に登場します。

Kenzooooooooさんの姿を認めた貴様らは口々に『おめでとうコール』を発します。

\オメデトー/ \オメデトー/ \Kenzooooooooサン オメデトー/

 

そんな貴様らを手で制すKenzooooooooさん。

会場が静かになったことを確かめ、Kenzooooooooさんが「ありがとう」と、ボソッと口にしました。

この時の「ありがとう」がね、本当に良かったんですよ。あれは惚れる類のもの。

『Kenzoooooooo』よりも『賢三』感が強かったです。どこか高倉健さんを彷彿とさせるような感じ。

Kenzooooooooさんって高倉健さんなんじゃないの?

 

Kenzooooooooさんの「ありがとう」を聴いて、もちろん貴様らは大興奮の湧く湧くを噛み締めておりました。

 

 

そのあとにKatzuya Shimizuさんが登場。

キラキラのジャケットを脱いだ姿(胸元にフリルがついた白シャツ)でお立ち台に立ち、上原ひろみさんの『アナザー・マインド』のジャケットみたいな両手を広げるポーズをされたので、わたしにはKatzuya Shimizuさんが某神様に見えて「キリスト?イエスか??」と思いました(声にも出てた)。

もしかしたらブラジルのキリスト像を思い出したのかも。

ちなみに、この日の何かのギターソロを弾いている時に「ば、バッハだ…。。現代のバッハだ…!!」とかも思っておりましたので、脳が忙しかったです。

 

 

JOVE JOVE

この日ラストの曲で「『八×八祭』へようこそ貴様ら!」はずるい。かっこいい。

毎日最高!になるしかないじゃないですか。

 

 

そうそう。

こんなこと最後に書くもんじゃないんですが、演奏を観ている間、ずーっと愉しくってにやにやしていて、「口を閉じないと!」と思って口を閉じるも、抑えきれない表情筋の緩みがだらだら溢れておりました。

八十八ヶ所巡礼さんのライヴは定期的に摂取しないといけない。

 

 

終演 ~備忘録と共に~

わたしの感想には『ライヴの時の照明が、さながらPVの再現みたいに見えたシリーズ』があるのですが、この日は『M.O.8』が、さながらPVの再現みたいでした。

 

終演後は、限定Tシャツが公開された時から「これはジントニックカラーや!ジントニック呑まなあかんやでぇ!!」と思っていたので、ドリンク交換をジントニックにして、飲み終わったら富士そばさんにて某落語でその存在を知ったコロッケそばを食し、帰りました。

 

そして今…。

 

限定Tシャツを洗濯したところ他のものに色移りしていたので「ぎょわ〜〜〜〜!!!!!!」と思っております。ぎょわ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

あと足が痛い。右ふくらはぎ脛横の筋肉がなぜか感覺がない。

 

そういえば足が痛いで思い出しましたが、Kenzooooooooさんはドラムを叩いていると右足が痛くなるそうです。あまり無理はなさらず…。。

「Kenzooooooooの右足が痛いって話してたら、こっちも痛くなってきた」と、マーガレット廣井さんがお話されておりました。

あと、マーガレット廣井さんが「Kenzoooooooo、かっちゃん、マガちゃん」と言っておりましたよ。

 

貴様らの皆様各位はTシャツの色移り、御氣を付けなすってくださいね。

 

 

そういえば新宿LOFTのトイレといえば『出る』と噂で、以前行った時には照明の色が真っ青だったのですが、この度行ってみたら一般的な照明になっておりました。しゅん。

 

 

 

次は『八=六祭』と『八=七祭』です!!!

 

 

ありがとうございました( ¨̮ )