頭の中の洪水

言葉に頼っているうちなのでまだまだです。

改革者と運用者

 

本日もご訪問ありがとうございます。

 

 

労働にて

わたしは労働を行なっております。

労働の場にて、以前より数回打診されていた管理者の立場になりたいと、先日主張してみました。

 

以前に打診されていた際は管理者になることを断っていたのですが、その理由は『あまり興味がない』というものです。

それがどうして今回になって氣が変わったかというと、自分がしたいことが管理者の範疇であったから、です。

『自分のしたいこと』というのは、業務を行うにおいての便利ツールを製作する、などです。

これは自負も含まれているのでしょうが、確実に便利でとても使える物を作ったと思っています。

 

以前までならば現時点の立場にて自分のしたいことを行えていたのですが、管理者側の体制変更からか、そういった管理者の範疇のものは管理者が制作するという運用になりました(明言はされていないので、あくまでもわたしの憶測も混じっています)。

 

これが、わたし個人としては困る、というかあまり快く思えなかったために、管理者に自身立候補いたしました。

 

結果をいうと、見送りでした。

 

 

「なんでだめなんだよ」とくさくさしておりましたが、どうやらその理由がわかったやもしれないと思ったため、今回記事として残します。

 

まず、管理者見送りの理由は聞いておりません。

「人として向いていない」なのか、「まだ時期じゃない(あるいは『今更遅い』)」なのか、「管理者向きの特性ではない」なのか、知りませんし、先に挙げた三つのどれでもない理由で見送りになったのかもしれません。

わたしには知る由もないのですが、そんな知る由もないものだからこそ、思い至ったことがあります。

 

 

様々な特性

人間には色々なタイプがあり、『0から1を生み出す人』や『1を10に展開する人』、『10を100にしたり10を運用する人』など様々です。

 

わたしは上記の中からであれば『0から1を生み出す人』に分類されると思う(こういった記事を書いたり、曲を作ったりするため)のですが、そもそもとして『0から1を生み出す人』は管理者には向いていないのではないのかと思ったのです。

管理者が向いているのは『1を10に展開する人』や『10を100にしたり10を運用する人』ではないか、と考えます。

 

 

前述したようにわたしは業務の効率化を担う便利ツールを作成したのですが、この行いは『0から1を生み出す人』のものです。

 

ですが、管理者は会社や部署を運用する能力も求められる役職です。

わたし自身も思うに、わたしは生粋の『0から1を生み出す人』であると感じるので、そもそも管理者向きではなかった。ということなのではないのか?と思いました。

 

 

改革者と運用者

『0から1を生み出す人』は改革者であり、『1を10に展開する人』と『10を100にしたり10を運用する人』は、そのまま運用者です。

運用者には《組織を運用する》目的があるので、わたしのような改革者が入ってくると "それまでは問題なく機能していたシステムが組み替えられる可能性" がある。

それをされると運用者はストレスですし、改めて組織運用の運動・体系を組み直す必要がある。

 

 

これらを考えたら、納得することがあります。

前述した業務効率化の便利ツールの構想を、その当時管理者に提案してみたところ結構否定されました(その理由自体は納得できるものです)。

この一連の流れも、運用者の視点から考えてみれば「運用するのはこっち側なんだから仕事増やさないでよ」であったり、「結局作るのはこっちなんじゃないの?仕事増やさないでよ」といった感情の機微があったのかもしれません。

そうなのであれば、否定されたのは納得であるとも言えます(単純に「立場が下な奴が意見してくんなよ」と思っていた可能性もある)。

 

さてはて、管理者から否定はされましたが、わたし自身その便利ツールは「 "確実に使えるもの" だ」という確信があったため(他の管理者から「ええやん!よさそうやん!」と言われていたこともあり)、業務の空き時間を見つけては地道に作り、いざ完成したものは今でも一定の支持を得ています✌️

 

 

あと、わたしは基本的に『楽して業務がしたい!』と考えているので「効率化して業務が楽になるなら他の人にもその効率化の方法を知ってもらった方がよくない?」と思っており、《可能性や選択肢を提示したい》という考えなのですが(方法を提示してその人に合わないのであれば、別にそれで良い。わたしが伝えた方法をしなくてもよい、という考え)、これも改革者としての要素であるのかな?と思います。

なので、前述の管理者のように『方法があるのに提示しない』という姿勢を取っている人に対しては「てめえ何考えてんの?」と思っています。

手の内を見せなかったら拡大も発展もしねえだろ、という価値觀ですが、《管理を行う者》としては『方法はあるけど提示しない』というのは百点の行いなのでしょう。

 

 

ただわたしの課題点としては、パッと見で使い方がわかるものを作っていない(うまく使いこなすには説明が必要)ことですね。

結局のところ誰が見ても使い方がすぐわかるものを作れていないなら、それは自己満足の産物ですからね。

精進します。

 

 

「相手の話を最後まで聞け」

ところで、この世の中って相手の話を全て聞く前に結論づけて、自身の返答を考えている方が結構多いみたいですね。

結局その人の自由ですし、損をするのはその人自身なので別にどうでも良いっちゃ良いんですが、相手の話を聞き終わる前に答えを考えているって、それはつまり『相手の話を聞いていない』ということと同義なんですよね。

そして、そういう人に限って相手の質問したいことを正確に読み取れていない。

それは『相手の話を聞いていない』からなのではないか、と考えています。

 

これはわたし個人の意見ですが、『相手の話を最後まで聞かずに途中で返答を考えている人』は阿保でしかないと思います。

 

まぁ損するのはその人なので好きに生きたらいいと思うのですけどね。

 

 

學ぶことは多いですね( ´・◡・`)

 

ありがとうございました( ´・◡・`)