頭の中の洪水

言葉に頼っているうちなのでまだまだです。

くるみにかけて一番美味しいのは、メープルシロップか、きな粉か、チョコレートか、と言い争っているのと同じ

 

 

本日も閲覧ありがとうございます。

 

 

 

 

比較的ここ最近に出会ったのですが、家族の日々を投稿されている奥津家様にはまっております。

たまたまお勧めに出てきたこちらの動画を見て、見事にこころ撃ち抜かれました。


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はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜かわいいいいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

全編かわいいので顔面のありとあらゆる表情筋が弛緩しきってしまうのですが、特にかわいいのが、01:37あたりでエマちゃんが満面の笑みになるところです。

はぁ、、かわいい。。。。

もはやかわいすぎて処理能力がキャパオーバー。。。。。

 

 

 

ビートの感じ方、取り方

 

 

そして、その動画から2ヶ月が経ち、こちらの動画が先日アップロードされました。


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エマちゃんがだいぶ言葉を覺えてきた動画。

お姉ちゃんのセナちゃんがサポートをしています。

 

セナちゃんが指差した数字をエマちゃんが答えるという形式で、英語で答えた後に日本語で答えます。

この動画を初めて見た時に何よりも思ったのが、「日本語ってめちゃくちゃ表拍の言語(発声)じゃん!」です。

 

 

floodinhead.hatenablog.com

 

表拍と裏拍についてはこちらに書いた通りですが、こちらでは言語性や拍の捉え方が発声に与える影響については解説しませんでした。

 

日本は表拍(1拍3拍)の文化な為、日本語という言語の発声法も表拍のものになっています。

一方西洋圏では裏拍(2拍4拍)を基調とした文化な為、英語を発音する人は必然的に裏拍が強調されています。

 

 

もうちょっとわかりやすく言うならば、海外の方が「ありがとうございます」を言う際に、特徴的なイントネーションになるのを思い出して頂ければわかりやすいと思います。

あのイントネーションは裏拍圏の文化で育ったからこそです。

 

逆に言えば、日本人が英会話を苦手としているのは、無意識に表拍で生活をして会話しているから。

 

なので、英会話を聴き込む學習方法は理に適っていると言えると感じます。

あの學習方法で裏拍のノリに慣れ、自分の中にバックビートを取り込むことで英語の発音や発声がうまく行くということなのではないか、と踏んでいます。

 

youtu.be

 

こちらのPentatonixさんというアカペラグループは、明らかに英語圏で育った方ですが、その方々が日本語の楽曲をカヴァーし、その発音も日本語で育った人間と遜色ないレベルなのは、表拍のノリが自分の中に落とし込めているからだと感じます。

それと同じくらい耳が良いというのも理由です。

 

あと、日本語で育った人が英語を學習する際には、母音を習って、意識すると習得が早いそうです。

 

 

ちなみに言うと、アメリカでは學校の授業で「韻を踏んだ詩を書いてこい」という宿題があるそうです。

 

韻というのは、同じ母音の別単語を使うことでリズミカルにする表現方法です。

 

窓の外では雨が鳴っていた。

わたしは一人で彼を待っていた。

ただ街中で待ち合わせをしていた頃とは違う。

彼の帰りを待つ幸せに胸が高鳴っている。

 

 

そういった韻のトレーニングを幼少期から行なっているので、裏拍を元にしたリズム感が養われているのだと考えています。

 

 

 

本質は一緒

 

そんなエマちゃんの動画を観た後に思ったことがありました。

動物の声は各國で同じはずなのに、「國によって聞こえ方が違うことについて」です。

 

犬さんの鳴き声は、日本では一般的に「ワンワン」と表現されますが、欧米圏では「バウワウ」と。

猫さんは日本語圏では「ニャーニャー」と表現されますが、欧米圏では「meow meow」と表現されます。

 

生活圏が違うだけでヒトから出た表現は違っていますが、犬さん猫さんなどの彼ら彼女らはどこにいても変わらぬ『彼ら彼女らの言語』を使っています(我ら人間には違いがわからないだけかも知れません)。

 

そう考えると、彼ら彼女らは感情の他にも「本質性」みたいなものも表現しているのではないだろうか。

やっぱりヒトなんてまだまだだな。

 

 

そういえば日本語で育った人以外には、虫の声がただのノイズに聞こえるそうですね。

これはとても有名な話ですが、この話の面白いところは『日本語で育った人』というところです。人種は関係ないのです。

 

 

 

イントネーションは味付け

 

鬼滅の刃』の中に我妻善逸というキャラクターが登場します。

彼の「善逸」という名前の抑揚を「えんぴつ」と発音する方と、「ペンシル」と発音する方とがいます。

わたしは「えんぴつ」派なので、「ペンシル」の発音には違和感を感じるのですが、それはその人の自由です。

 

そして、そのイントネーション一つ程度で「我妻善逸」というキャラクターの造形が崩れるわけではありません。

なので、「そのイントネーション変じゃない?」などと指摘するのは、ナンセンスそのものと感じます。

 

それこそ、「肌がどの色だからどうか」とかとAHOみたいなことで騒いでいるのと同じ。

すね毛が腋毛に対して「おまえらは汚いからだめだ」と主張しているようなものです。

そんな議論してないで、みんなにんにく食べようぜ。

 

 

つまりはタイトルになるのですが、イントネーションでどうのこうのと言い争っているのは、「くるみにかけて美味しいのはなにか」と議論しているのと同じなのです。

きな粉だろうが、メープルシロップだろうが、チョコレートだろうが、くるみなのは変わりません。

味付けが変わる程度です。

 

わんこの声が「ワンワン」だろうが「バウワウ」だろうが、肌の色が黒かろうが白かろうが黄色かろうが、たんぱく質と水分の集合体でしかないのです。

 

 

そういったプロレスが趣味という方はご自由にお好きなだけ繰り広げてください( ¨̮ )

 

 

ローソンにて販売されている「京挽ききなこくるみ」という商品が美味しいので美味しいです( ¨̮ )

 

 

 

 

 

ありがとうございました( ¨̮ )