本日もご訪問ありがとうございます( ¨̮ )
何度目なんだっていうブログテーマ。
今回は樂器のプレイヤー編です\(´-`)/
- ken - L'Arc~en~Ciel
- 桜井青 - cali≠gari
- 山田将司 - THE BACK HORN
- 滝善充 - 9mm Parabellum Bullet
- YOU - DEAD END
- Tetsu - D'ERLANGER
- 345 - 凛として時雨
- 野村義男
- ROLLY
- Jeff Beck
- 要約すると。
ken - L'Arc~en~Ciel
マイモストフェイバリットギタリスト!
ギターを始めた頃からのヒーローです。
『好きな邦樂アルバム10選』でも書きましたが、この方の「音に身を委ねて、その感情の赴くままを奏でる」というスタンスは非常に好きで、その生き方?はわたし自身の生き方にも大変な影響をもたらしていると思います。
ストラトキャスターというギターを使い出したのも、この方の影響ですしね。
自分が出したい音に対しての純粋な追求を忘れずに、徹底的に自分の中へ潜り探究と研究を幾度も重ねているところ、それが完全に純粋な自分の欲求のために行なっていることも非常に尊敬しています。
この方の生き方から薫ってくるスタンスみたいなものには、好感と最大級の敬意を感じます。
この方も、『空っぽい人』だから好感を持ったのかしら?
意外に下ネタが大好きなところも好感を持っております。
桜井青 - cali≠gari
なんというか、この方は古木という感じがします。
田舎の通学路に古くから自生している樹です。
その通学路をいろんな人が往来し、それを第三者として見て長い間過ごしてきた、みたいな感覺がこの方から感じる。
あくまで一意見ですよ。
だから色々な人の氣持ちを見てきたし、その氣持ちを汲んだことも言える。
多方の意見を知っているから、多方な曲も書ける。
この方のお人柄も大変好きです。
山田将司 - THE BACK HORN
全身で相手へぶつかっていけるパワーを持っている人で、全身全靈で『詰まった歌』を歌える人。つまり、しなやかかつ頑丈な強さを持った強い人。
たとえ大きいキャパで歌っていても、観客一人一人に対して語りかけているような歌を歌える人ですので、将司さんの歌はどんな境遇の人にも届ける力を持っているのではないかと感じます。
そのしなやかさや頑丈さの奥に、とても柔らかで濡れた優しさを感じるのは、個人的に計り知れなくて、ともすればぞっとするところでもあります。
滝善充 - 9mm Parabellum Bullet
別名『ギターの妖精』
この人の音はどこで聴いても『滝さんの音だな』と思うことができます。純粋にすごい。
そして、「ギターが弾ける」ことを"一切"自慢したり鼻にかけたりしていないところが一番好きなところです。
正直ギタリストは(樂器の演奏者全般なのでしょうけれど)、ギターが弾けるというスキルを自慢しがちな人が多いです。
ですが、滝さんは完全に『好きを突き詰めた人』ですので、その嫌味ったらしさが皆無。
早弾きも自己への探究であったり、純粋に好きだからであったり、とても愉しいからという『どこまでも純真な少年』としてギターと向き合っている様子が、見ているとありありと感じるので好感しかありません。
滝さんはエフェクターも自作をされるのですが、キョロちゃん缶やスーパーファミコンをエフェクターにするという遊び心と好奇心にも純粋な少年性を感じて大好きです。
あと、お米の農家をされているご実家を手伝うために、田植えと稲刈りの時期は帰省してお手伝いするところも好きです。
YOU - DEAD END
摩訶不思議。
DEAD ENDの復活した時に高校生だったのですが、当時に発売された『METAMORPHOSIS』はかなり聴き込みました。伸びるくらい。
DEAD ENDはL'Arc~en~Cielのhydeさんやtetsuyaさん、LUNA SEAなどのモンスターバンドへ多大な影響を与えたバンドで、そのモンスターバンドに影響されたバンドマンが多くいることから考えても、DEAD ENDというバンドの功績は一口には決して言い合わせないものだと感じます。
自分のそれまで聴いてきた音樂とは異質で違いすぎて、理解が追いつかないのですが、途轍もなくかっこいいことだけは理解できる。
サスティナーや流れるようなスライドを駆使した運指は、まるで可憐に踊る様です。
復活後はメインチューニングがドロップDへ変わり、サウンドはよりハードになりましたが、解散前のレギュラーチューニング音源もジャパメタ的なハードさがあり、違った良さがあります。
個人的にはどちらかというと、より奇々怪界・摩訶不思議な雰囲氣が強いので解散前の方が好きです(いや、甲乙つけがたいな)。
ヴォーカルのMORRIEさんはラヴクラフト作品がお好きとのことらしいので、その世界観を踏襲したために独自極まる音樂性になったのかもしれません。
またMORRIEさんの描く詩世界は、未来を予見したかのようなものがあったりします。
一度『GOOD MORNING SATELLITE』とか聴いてみてくださいね。
『Phycomania』『Angel』『I'M IN COMA』のプレイが特に好きです。
『Princess』を聴いたインプレッションでCDの購入を決めたので、この曲も外せませんね。
『BLUE VICE』のイントロフレーズを聴いた時の衝撃は忘れられません。
2020年に敗血症により死去されましたが、この方のギタープレイは色褪せることなく、後世になってもオリジナリティに溢れ、いつ聴いても新しさを見いだせるものと思います。
Tetsu - D'ERLANGER
D'ERLANGERさんはメンバー全員がトップ級に格好良くて最高なのですが、その中でも個人的に一番レベルで格好が良いと感じるのはドラムのTetsuさんです。
以前LIVEを拝見した時に、その当時はヴォーカルのkyoさんの格好良さしか知らなかった若輩者のわたしの目を、釘付けにしたのがTetsuさんです。
「えっ…なに…かっこいい…(困惑)」となりました。そんな釘付けになっているわたしの目の前にkyoさんがやってきて、見上げたkyoさんがこれまた格好良くて非常な困惑を感じました。
そんなTetsuさんの凄さは、何と言っても一音だけでその人とわかるオリジナリティもあるのですが、それの他にも『どんな状況でも曲が始まれば、トップスピードまで引き上げることができる』ことです。
演奏と観客の興奮を一氣にブチ上げられるのは、単純に凄すぎる。
この一文を書いてる様を昔夢で見たな。
それに、一音一音に多くの説得力が詰まっていて聴き手が圧倒されることも特徴的ですね。
ドスッと重心のとても重い、音で殴ってくるかのようなプレイも好きなポイントです。
345 - 凛として時雨
凛として時雨はどうしてもギターヴォーカルであるTKさんと、ドラムスのピエール中野さん(ピ様)が目立ちがちだけど、345さんがいないと絶対に成り立たないと感じます。
そのくらい345さんの存在は必要不可欠。
『DISCO FLIGHT』のイントロなんて345さんにしか弾けないんじゃないかと思うほどの独特かつオリジナリティなベース。
MUCCさん主催のTrigger In The Box(2019)で初めてLIVEを拝見しましたが、ステージの照明演出やがめちゃくちゃめちゃくちゃかっこいいので一見の価値ありです。
345さんのプレイではないですが、『JPOP Xfile』のサビの前半八小節で、スネアにスプリングリヴァーブ?が薄くかまされているミックスが大好きでどストライクです。
野村義男
永遠のギター少年。そしていつもご機嫌なおじさん。
下の動画でも話されていますが、ビギナーでも熟練者でも関係なくリスペクトの姿勢を持っているため非常に好感を持てて好きです。
つまり、ギターが弾けることを鼻にかけて自慢をしない人、ということですね。
ビギナーがギターのことを質問したとしても、その聞かれたことだけ、あるいはその+αちょびっとだけを答えるだけで、決して出しゃばって知識をひけらかそうとしなさそうなところも、年長者のあるべき姿と感じられて好きです。これは想像です。
ROLLY
こちらも永遠のギター少年。そしていつもご機嫌なおじさん。
野村義男さんよりも少年性は強いと思います。
メディアに出る際はメイクをしているのがトレードマークなのですが、それはROLLYさん自身の繊細性の現れと感じます。
ですが、その繊細性を隠すためにギターを弾くのではなく、その繊細性を受け入れたままで踊るためにギターを弾くという印象があります。
つまり、ギターを弾くことで『繊細だとしても、それでいいじゃん!ギターが樂しいんだもん!』と思うことができる。
そんなROLLYさんだから好きなのです。憶測ですけどね。
そんなシンパシーを感じる。
『The Who』のピート・タウンゼント氏の名言で『ロックンロールは、我々を悩みから解放してくれたりはしない。悩んだまま踊らせてくれるんだ』というものがありますが、それをROLLYさんは体現していると感じるんですよね。
あと、ロックミュージックに対しての造詣とリスペクトがとても深く、数多あるロックミュージックに対しての解像度が高くて深いのも大好き。
ビッグリスペクト!
Jeff Beck
徹底的にまで自己を見つめるためにギターを弾く人、という印象がします。
そのギターとの向き合い方が自分と似た者を感じるのです。おこがましいでしょうけれど。
ギターに傷つけられもしたけど、それと同じくらい、あるいはそれ以上にギターに助けられた、ギターを好きで愛している人という印象を持つ方です。
樂器というものは、徹底的に自分を肯定してくれるけど、それと共に徹底的にまで否定もしてくるし、自分を慰めてくれる。
最大級の自己を見つめる『究極の自己内省装置』なんですよね。樂器っていうのは。
きっと繊細な方なのではないでしょうか。憶測です。
野村義男さんや滝善充さんのような永遠のギター少年というタイプの純粋性ではありませんが、何度も傷ついて強くなった分だけ増えた傷という溝が持つ許容量を増やしていっているというタイプの純粋性に感じます。
人はこれを繊細というのかも。
ここの精神性はkenさんと通づるのかも?
あときっとこれがわたしがこの方を好きな一番の理由だと思うのですが、ギターを弾くという行為にチャラ付きを感じない!
要は『ギターをモテるための手段』にしていない!
樂器をチャラ付きの手段にしている(ように感じる)人は、今までどうにも好きになれなかった。
よくよく考えたら『樂器が演奏できることを鼻にかけている人』ってのは、どこかチャラついていた感じがするな(ただの偏見)
要約すると。
樂器を手段じゃなくて目的にしている人が好きなんだと思いました!
『凍狂』発表時の八十八ヶ所巡礼さんのインタビューで、「バンドをするということはメンバーにとってどういうことなのですか?」という質問に、『手段として樂器を手に取る人が今は多くなっているけど、目的として演奏している』とエンジニアの方が返答していましたからね。
目的にしている音樂だから、わたしは八十八ヶ所巡礼さんを好きになったのかも?
それと、樂器の演奏を純粋に愉しんでいる人が好きなんですね( ¨̮ )
見返してみると、やっぱりわたしはギター弾きなのでギタリストが多くなりましたね\(´-`)/
あと七人中四人がストラト使いです\(´-`)/
ありがとうございました\(´-`)/