頭の中の洪水

言葉に頼っているうちなのでまだまだです。

モンタージュ

 

本日もご訪問ありがとうございます。

 

以前も言及いたしましたが、わたしは都市伝説が好きです。

 

 

少し古いネタですが、〈にちゃんねる〉の創始者である『ひろゆき』こと西村博之さんの声を用いて、任意の言葉を自由に喋らせるできる音声サービス?があるそうです。

 

そんな技術があることを知ったのは2021年か2022年だったのですが、『テキストで書かれた文章を特定の人の声で生成して再生する』という技術を知った時に思い出したことがあります。

 

 

その昔、2012~'14くらい?うろ覺えですが『やりすぎ都市伝説』に伊集院光さんがご出演されていた回がありました。

そのときの伊集院光さんの立場が「都市伝説のテラーとして」だったのか、「都市伝説を聞いてコメントをするリアクション側」だったのかは定かではないのですが、こんなことを確かに仰っていました。

「数多ある音声素材から素材を組み替えて、実際には話していないことを実際に喋っているように音声生成する技術をAdobeが作っている。一言も言っていないことが言ったことにされてしまう可能性がある」

 

 

西村博之さんの音声ジェネレーターの話を聞いた時に、真っ先に伊集院光さんが番組内でお話しされていたことを思い出しました。

十年かそこら前にお話しされていたことですが、十年越しくらいに実現していますね。

 

なぜ『伊集院光さんが話していたとわかるのか、覺えているのか』というところですが、それは、伊集院光さんが「機械音声で生成されても、一般の人は特に問題ないと思われるかもしれないけど、芸能活動を行っている者は音声素材は膨大にあるから、僕のようにラジオをやっている者からすれば、危険が現実感を伴った身近なものになる」と仰っていたためです。

 

 

しかし、今ネットの海を探したとて、その時の映像は出てこないと思います。

インターネットの世界ってのは知らないうちに改竄が行われているものだと思いますし、ほとんど『大衆の記憶=インターネットに書かれていること』みたいな感じだと思いますので、わたしの言っていることも嘘だと思っていただいて構いません。

やっぱり記録は物質に限るな。

 

 

しかし、もちろん全てがそうではないとは思いますが、世間で『都市伝説』と呼称されているものって、結果的に現実になっているものが多くないかな、と感じます。

 

 

ありがとうございました。