水底から水面へ向かって昇る泡
確かにそこに存在していると思えるも、捉えようとすれば指をすり抜ける
それは焦点を絞って特定のものを見ようとした時ほど全体像からぼやけて崩れるかのよう
〈あること〉を考えるために〈あること〉を構成する「あること」を考えたら元々考えたかった〈あること〉自体がわからなくなるのと同じような
人間とは考える葦でありながら思考に翻弄させられる
思考とは自分であり、自分と思っている他人だったりもする
結局は「面倒くさい」という泡の一つに収束するのでしょう
【面倒】こそが人間の根本行動原理であろうように
考えくらい霧散しないでくれよ、と思うも、それはその思考が時期ではないからか。などとも身勝手な納得も興ったりする
厄介な生物