頭の中の洪水

言葉に頼っているうちなのでまだまだです。

【八十八ヶ所巡礼】玉虫色の非現実【仏滅ナイト2023】

 

本日もご訪問ありがとうございます。

 

行ってきました『仏滅ナイト2023』!!!!

 

👇過去の八十八ヶ所巡礼関係記事👇

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開演に先駆けて。

この日は初めての試みを行いました。

 

いつもわたしはライヴに行く場合、ライヴ当日はその公演を行う人の曲を聴いて、氣持ちを高揚させております。

 

しかし、どうやら世の中には『ライヴ当日はあえて聴かない』という方もいらっしゃるそうです。

わたしにはない考えだったので、「知らんことを知らんままにするのはよくない。酸っぱいブドウでは」と思い、実施しました。

 

朝はTotoを聴き、お昼と会場に向かう道中はYesを聴きました。

 

Yesを聴くと、マーガレット廣井さんが強く影響を受けられたんだろうなぁ、と感じます。

 

あえてこの身、精神、魂、細胞の霊魂から八十八ヶ所巡礼を飢えさせたわけですが、飢えていたからか会場に向かう電車内では、もうN.I.8 N.I.8するしかない状態で、"ちょっと危険だな、W.A.9 W.A.9しすぎてないかな"と感じた次第です。

『八十八ヶ所巡礼を欲している』という意識が、自分の肉体よりも先行して前を歩いている。そんな感覺だったように思います。

 

さて、南海電鉄堺駅に到着。

はやる脚を引き連れ、向かいます。

 

鬼ころしを買いに、駅近くのスーパーへ。

 

 

どうやら『ぼっち・ざ・ろっく』の廣井きくりさんというキャラクターが、マーガレット廣井さんをモデルにしていると噂で、その廣井きくりさんが鬼ころしらしきAlc.をよく呑まれていたので、「八十八ヶ所巡礼をキメる前に、スナックAlc.をクイック10秒チャージでキメるか!」という魂胆です。

 

そして、いざ、スーパーへ入店。

 

初めての町。

初めてのスーパーです。

 

店内で迷います。

 

ふらふらしながら、「この一画は、、お酒かな?」などと思いながら、鬼ころしが陳列されていると思しき棚へ。。

貴様らの本氣か。。堺の日常か。。。

 

売り切れじゃん!

 

なので、こうなりました。

さけるチーズHOTは置かれてすらいなかった

 

バドワイザーを選んだ理由は、以前マーガレット廣井さんが公園で呑まれていたらしいためです。

 

 

いざファンダンゴ


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ちなみにこの日は初めて友人と八十八ヶ所巡礼さんのライヴに行ったので、堺駅で集合してから会場へ向かいました。

 

「MAJIで初めて来る場所だからわからん」や「もともと十三にあったライヴハウスなんだけど、移転したらしい。なんで移転先が堺なのだ」などと話していると到着。

 

今宵も様々なパーソナリティを持つ貴様らの皆様が集まっています。

 

 

開場前だったので、話しながら自分の整理番号が呼ばれるまで待ちます。

 

その際に「もともとが有名なライヴハウスであったりしたら、どんな辺鄙な場所でも集客が見込める。だから場所代の安いところに居を構えたのかもね」と友人が話しました。

その意見に『なるほど、それはあるな』と思うわし。

 

なぜならば、もともとあった十三ファンダンゴというライヴハウスは、かのウルフルズさんが育った箱として有名でした。

そんなメジャークラスのバンドを輩出したライヴハウスとなると、フォロワーのバンドが出演したいと思うのは当然ですね。

そうなると自然と集客は見込めます。

 

そんでもって、ウルフルズさん。

思い出したことがあります。

2022/12/4に開催された『幻魔大祭 2022』のメンバー紹介で「カラオケでよく歌う曲」が紹介され、マーガレット廣井さんは「マーガレット廣井がカラオケでよく歌う曲は、ウルフルズの『借金大王』ではなく!上田正樹とSouth to Southの『オレの借金全部でなんぼや』でございまぁす!」と仰られておりました。

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今思えば、ファンダンゴ公演への布石?だったのかな、などと推察もしました。

きっと考えすぎですけどね。

 

 

そして、いざ入場してみれば「あれ?移転したんだよね??」と思うような内装。

のちに判明しますが、移転してから三年が経過したそうです。

ですが、 十三時代からの備品や告知ポスターなどもそっくり移転されていたので、もはや既に老舗ライヴハウスの風格を様しておりました。

 

わたしは、フロアの真ん中あたり、柱の麓で開演を待機。

マーガレット廣井さんの真正面になるあたりでした。

 

 

箱の収容人数は200くらいらしいのですが、どうやらフルキャパソールドの公演だったようで、観客が全員入場するまでに、どうしても時間を要し、予定より12~14分押しで開演。

 

 

開演〜悟ri + time

初めてのライヴハウスだったわけですが、この堺ファンダンゴの特色といえばステージの壁に描かれたペイントではないでしょうか。

これは公演後に撮影
照明の関係でなかなかこわい

白色の壁に赤や緑、黄色などのペンキが無造作に塗られています(その実、意図された無造作かも)。

 

2022年の年末に開催された『大・仏滅ナイト!!』では、アルバム『日本』に収録されている『Prologue』が開演・登場SEとなっていたわけですが、この日は『幻魔大祭』の登場SEが流れました。

Sonny Rollins氏の『You Don't Know What Love Is』のような、艶のあるサックスのメロディが印象的な曲ですが、その調べと、壁のペイントとが相まって、これまでとはまた違ったオリエンタルを感じました。

どこかチベット的というか、ミャンマー的というか、ブータン的というか、なんとも『日本的ではない仏教を感じた』ということです。

 

いつものようにKenzooooooooさん→Katzuya Shimizuさん→マーガレット廣井さんと登場しますが、この日見たKenzooooooooさんの筋肉は仕上がってた。以前拝見した時よりも成長していました。

「でかい!背中に太平洋背負っとんのかい!」と思うほど、背中が広かったです。

 

 

メンバー全員の準備ができ、『悟ri + time』がスタート。

なんといえば良いのかわからないのですが、照明の兼ね合いなのか?ステージの壁が煌めいていたように思います。

なんというか、大氣みたいな。八十八ヶ所巡礼のお三方を取り囲む、大氣・氣流としての我ら貴様ら、みたいな。

 

 

⇔粛正の夜明け⇔〜◎百鬼園

『⇔粛正の夜明け⇔』の時か?の照明が青紫であり、その照明に照らされるお三方と、やっぱり壁のペイントがある種異様というか?その表情の印象が変化したように思います。

 

ちなみに、『大・仏滅ナイト!!』の際にもこの曲は演奏されました。

その時の感想ブログでは言及しませんでしたが、曲のキメ、最後の一音が、原曲では「ジャッ!」という16分音符なのに対して、『大・仏滅ナイト!!』と今回の『仏滅ナイト2023』では「ジャーッ!」という八分音符で演奏されていましたね。もしかしたら付点八分かもしれない。電車かもしれない。

 

 

『◎百鬼園◎』

この曲のベースプレイですが、『ダカダカッ!』というリフレインで弾かれている駆け上がるようなフレーズはいつ見ても意味不明で笑っちゃいます。もちろん褒めています。

 

また壁のペイントの話になりますが、開演時には「ペイントされた壁にミャンマーチベットブータン的な仏教を感じた」と書きました。

が、『◎百鬼園◎』が演奏されている時は〈インド〉を感じました。ナマステ。

 

この時に《多面体としての八十八ヶ所巡礼》である、と思いました。

物事は万事多面的ですが、このバンドは、この壁のペイントを通してバンドの多面性をより表しているのだ、と、そういうことですね。

実際、そのペイントを見ていると、大氣にも見えますし、大河にも見えます。なんなら天の川的銀河にすら見えました。

プログレな音の洪水に、その大河の奔流に身を任せているわたしでした。何を言っているのでしょう。

 

 

そんな中「確かに物事は多面体だけど、でもこの場の一箇所で見ているという状況は変わんなくね?」脳内が言います。

そして『一箇所で見ても、見方を変えたら見え方が変わる』そのことから《玉虫色》という言葉を想起しました。

この日の八十八ヶ所巡礼は玉虫色をしていたのです。

酔狂。

 

 

しかしですね、この時にようやっと感じ入ったのですよ。

よく「ライヴは生物だ」なんて言いますが、確かに、その時その場所その瞬間でないと起きないこと(それは日々の生活でもそうなのですが)、それがライヴイベントには詰まっているように思います。

「ライヴで曲が育つ」とも言いますし、だから、この時に初めて『なるほど、だから同じパッケージのライヴツアーでも全公演を行く方がいらっしゃるのだな』と思った次第です。

 

 

八十八発

この日も『大・仏滅ナイト!!』で初お披露目となった竿でマーガレット廣井さんは演奏されておりました。

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前述通りピックアップはハムバッカーではなくシングルコイルなので、歪みはそんなに深い感じではなかったのですが、その『歪みが深くない』ため、逆にこの曲のイントロで演奏されるスラップフレーズがバッキバキの音に聴こえました。

なんというかアルデンテみたいな音の質感です。

 

例えるなら日の丸スタインバーガーのハムバッカーピックアップが、即席麺でよく用いられる油揚げ麺だとしたら、シングルコイルピックアップの音はデュラム小麦のパスタ類みたいな感じです。

ハムバッカーピックアップはその特性上、歪みがよりかかるのですが、その『ボワっと毛羽立った音像、fuzzyな音、なんか悪そうな音』それが油揚げ麺っぽくて、歪みはハムバッカーほどかからないけど、その分コシのある音というか音の粒が綺麗に聴こえるシングルコイルピックアップは、『油であげずに乾燥させたパスタをアルデンテで茹でた時の食感、みたいな音』と感じた次第です。果たして通じるのかこれ。

 

まぁ、なんにせよ。

その『歪みが深くかかり過ぎていないが故の音』だからこそ、バッキバキな音だった。というわけです。

そんなバッキバキな音を聴いて、「バッキバキだ!」と思いました。

 

そして、この内容を書きながら八十八ヶ所巡礼さんの音源を聴いていますが、発表したのが古い曲であるほど『シングルコイルの音』をしています。

『仏滅トリシュナー』で使用されているベースは、アトランシアという日本のメーカーのオーダー品だそうですね。


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このベースは、リアのピックアップ(正面から見て右手側。立てたら下側のもの)はシングルコイルでフロントピックアップ(正面から見て左手側。立てたら上にくるもの)はミニハム?みたいです。

はたして音源のレコーディングの際にもアトランシアを弾かれているのかは不明ですが、音源と同じ音を生で聴けたのは良い経験でしょう。

話の終わり方がわからない。

 

この八十八ヶ所巡礼というバンドは『ライヴも音源クオリティ』が特徴として持ち上がることが多い印象な方々ですが、音の粒や質さえも再現するって、ちょっととんでもないことですよ。

 

いや、その一音ごとを揃えてこその『ライヴも音源クオリティ』なのかもしれないけど。

 

 

途中のベースソロ(樂曲time 1:39~)のプレイが音源と違って『ドゥレドォレデュベッ』みたいな感じのエグいライヴアレンジとなっており、耳を疑ったり目を見開いたりしました。

 

 

愛ハ三文字

ドラムソロが鳴らされ、『愛ハ三文字』の開始が告げられる。

原曲よりも一小節か二小節くらいドラムソロが長かったですね。

 

「不敵な夜に現れ、救われない曲たちを救済する。仏滅ナイトにようこそ。 十三ファンダンゴに愛を込めて」みたいな内容をマーガレット廣井さんが話し、わたしなどは「あれ?十三って言った?間違えた?」などと思っていましたが、のちのちの話を聞いていると、敢えて『十三ファンダンゴ』と言ったのかなと思いましたが、そんなことを究明するのは野暮ですね。

 

 

ウルトラ・ヘヴン

この曲が始まった瞬間、とても嬉しいような、そんな感情になりました。

しかもこの曲は(わたしが受け取った次第では)、『人生は自分の感情と見方次第』を歌っています。しかも自己救済の曲でありますし。

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前述の通りこの日は色々と印象の様相が変わるのが印象的だったので、曲の進行により歌の語り手の視界が変化するこの曲とは御誂え向きだよなぁ〜、などと思いました。

 

曲の最後の方でお花形?のライトが、一つだけステージ後方の壁に照らされて漂っていたのですが、なんだかこの曲の語り手みたいに感じたりもしました。

 

 

ano世love〜ユーレイ・ドライヴ

『ano世love』の歌詞で言及されていたからかは不明ですが、この曲が演奏されている時はペイントされた壁が三途の川に見えました。

曲終わりにマーガレット廣井さんが「ano世love!」と言っていました。可愛かったです。

 

この辺りで思ったのですが、なんというかこの日は浮世離れした内容の曲を多く演奏していたように感じました。

『ano世love』の次は『ユーレイ・ドライヴ』ですしね。

 

よくある話ですが、このあたりは樂しくてあんまり覺えちゃないです。

 

 

霊界ヌ~ボ~♨︎

まさかこの曲が聴けると思っていなかったので、思わずN.I.8 N.I.8してしまいました。

眼前に見える貴様らの皆様方も、ノリノリがよりノリノリとなったように見受けました。

かっこいいもんね。八十八ヶ所巡礼さんの曲はみんなかっこいいんだけど。

 

しっかし貴様らのみなさんは本当に色んな乗り方をされていて、つくづく"人は一緒じゃあないんだなぁ"などと感じました。

 

 

あと、冒頭のベースソロ後にギターが「トゥリルリルリ⤴︎トゥリルリルリ⤴︎」と鳴りますが、この時のプレイがピッキングなしのトリルで発音していたので、MAJIのMAJIにMAJIで魂消ました。


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ギターやベースなどの弦楽器は、ピッキングしてから空いている指で勢いよく同弦を押さえるという奏法があります。

ピッキング後に同じ弦を指で押さえると「トゥリ⤴︎」と音程が上がり、これをハンマリングオンと言います。

反対に、ピッキングしてから弦を離すことをプリングオフと言い、このハンマリングとプリングを交互に繰り返すことをトリルというのですが、ハンマリングもプリングもゆっくりすると音が出なかったり途切れたりしてしまいます。

 

なので、トリル奏法は素早く行わねばならないため難しいのですが、音程が上がっていく「トゥリルリルリ⤴︎トゥリルリルリ⤴︎」というフレーズを、この日のKatzuya Shimizuさんはピッキング無しで演奏していたのです。

PVでも確認できますが、人差し指と小指でトリルを行なっておりますが、普段小指なんてのは力もそんなに入らないので、トリルでの発音って難しいし、できてもモタっとしたりします。

端的にいえば難しいのですよ。

 

こちらの記事をお読みいただいている方がもしいらっしゃれば、『霊界ヌ~ボ~♨︎』の曲に合わせてご自身の腕を指板に見立ててトリル体験をしてみていただきたいです。

このなかなかしんどい反復運動を鉄製の弦を押さえながら、しかも音程をあげるために移動しながら行なっているのですね。とんでもないですね。

 

 

仏滅トリシュナー

アルバム『幻魔大祭』についているライヴDVD『日本万歳』に収録されている『仏滅トリシュナー』を再演しているようでした!!

かっこよかった!

 

よくよく八十八ヶ所巡礼さんの演奏は度々、各々の個人競技になることがありますが、この日は『仏滅トリシュナー』が各々の個人競技タイムでした。

個人競技に見えるけど、ちゃんとバンドアンサンブルはまとまっていたので、各々が自分の演奏に没頭しながらも、ちゃんと周りの音を聴いているのでしょうね。

 

多分この曲の途中だと思うのですが、マーガレット廣井さんが「日々のお勤め、誠に誠に誠に誠に誠に誠にご苦労様であります!真っ暗闇ではないけど、こういった明るさも非現実感があっていいよね。我々は好きなことをやっているだけで、貴様らを最高な非現実に連れて行く!」みたいなことを話されていたと思います。

 

 

JOVE JOVE

「我々は貴様らと一緒に酔っ払いたい。酒?酒でもいいけど、我々は音樂で貴様らと酔っ払いたいんだ!一緒に音樂で酔っ払おう!貴様ら!」から『いらっしゃいませ いらっしゃいませ〜』の口上へ。

 

ようやっとライヴイベントでも声を出せるようになったわけですが、『JOVE JOVE』の歌い出しである「Yeah!」を叫ぶの愉しすぎる。

これは3/17の松山が愉しみだ…。。

 

そういえば、どういう流れでなにを話していたかは全く忘れてしまったのですが、マーガレット廣井さんがバーカウンターを指し示していました。良いことを話されていたとは思います。

 

 

いつも本編が終わると、ベースのハウリングが発生しないよう、マーガレット廣井さんは足元に置いているチューナーを踏んでからステージをハケるのですが、この日はエフェクターペダルを踏み間違えたようで、アンコール中は「ブゥゥーン…」というハウリングが起きていました。

 

 

アンコール

ブゥゥーン…

 

そんなハウリングの中、Kenzooooooooさんがゆっくりと登場。

場が場なら信仰が始まりそうな雰囲氣。

目の前には半裸の男性がいるし。

 

そんなKenzooooooooさんがゆっくりと右下にあるベースを見て、ゆっくりと触れる。

ハウリングが消え、貴様ら爆笑。

 

そのあとに残りのお二方が登場。

マーガレット廣井さんは「踏むエフェクターを間違えた」と話されておりました。チューナーと歪みとを間違えたりされたんですかね。

 

余談ですが、Kenzooooooooさんが定位置に着くと、ペイント壁を背負う形となります。

前述の通りペイント壁が赤と緑と黄色という色味であるため、攻撃的国民的音楽を思い出しました。


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「自分たちで作っておきながら、どうやって弾くのかわからない曲がある。今日演奏した曲にもそんな曲があったんだけど。どう弾くんだったかなぁ…。なんか、酔っ払った時に作ったすごい美味しい料理みたいな。めちゃくちゃ美味しかったんだけど、二度と作れないみたいな。いや…、違うな。料理は食べられるけど、音樂は聴かれないとダメだから。そんな曲を聴いてくれて、聴きたいと思ってくれてありがとう。精霊みたいになって『ありがとう』『ありがとう』って言っている思うよ」と、マーガレット廣井さん。

『今年もマイペースに活動するのでよろしく〜』的なこともお話しされておりました。

 

話題はファンダンゴについての話へ。

「このファンダンゴというライヴハウスは移転されてて、もともとは十三ってとこにあって、その頃にはよく出てたんだけど、移転されてからは一回も出てなくて、正直断りまくってて。それは、まぁコロナのこととかもあるんだろうけど。」

「でもこの間ファンダンゴの店長からメールが来てね。

ファンダンゴが十三から堺に移転して、早三年が経ちました。

そんな三年間ですが何か足りないなと感じながら過ごしていました。

何が足りないか、ずっと分からなかったのですが、いま判明しました。

八十八ヶ所巡礼です。

このメール見て、今日になります」ラブレターか?

 

このあと二回くらい店長さんのモノマネをしながら「八十八ヶ所巡礼です」と言っておりました。

マーガレット廣井さん曰くファンダンゴの店長さんもAlc.がお好きなようでいつも酔っているらしいです。飲兵衛のシンパシー?

 

 

「十三時代にお世話になってたPAの黒瀬さんって方がいたんだけど、亡くなっちゃって。まだ30代で若かったんだけど。その黒瀬さんの遺影にも手を合わせないといけないから来ないとなって思ってて。後ろのPAのところに遺影があるから、よかったら手を合わせて帰ってください。別に悪いことはないと思うから」

『十三も堺もファンダンゴは良いです』みたいなことを仰っていた氣がします。

 

新曲の話

「新曲を作ってきました。じゃあかっちゃんに新曲の説明をしてもらおうかな」とマーガレット廣井さん。大いに湧く我ら貴様ら諸氏。正直めっちゃ聴きたい。声を。

 

急に新曲の説明を振られて本気で照れ、はにかむKatzuya Shimizuさんが過去一で可愛かったです。

そのあとに「今歯の治療中だから喋れないんだよね」とフォローされるところまで含めて最高!でした!

 

「花粉症の曲です。次は仏滅ナイト2024で!ラブ十三!」

→『泥春』へ。

 

泥春って花粉症の曲なのかよ!

わしが変なこと言ってたからご本人の訂正が入ったのかしら。

こんな一介の塵か芥みたいなファンの感想なんぞ、お読みいただいてるわけないけどね〜( ¨̮ )

ちなみに、この日聴いた『泥春』が一番よく聴こえました。

 

 

惡闇霧島

この仏滅ナイト最後の曲です。

この曲でこの日初めてKatzuya Shimizuさんがサングラスをオフしました。

 

わたしがこれまで行った八十八ヶ所巡礼さんの公演の中で最長の《サングラスon Katzuya Shimizu》です。

 

ギターソロでKatzuya Shimizuさんのワウ・ペダルを踏むために、マーガレット廣井さんが上手へ行きます。

そして上手へ到着したタイミングで、丁度Katzuya Shimizuさんが振り返ったのですが、その時にマーガレット廣井さんと目が合い、頷いておりました。

 

これって「こっちは準備大丈夫だから下手に行っても大丈夫だよ」の意味ですよね?

はぁ〜!バンドしてる〜!!!と思いました。どういう感想だよ。

 

でも、そのマーガレット廣井さんの首肯でKatzuya Shimizuさんが下手に行かれたので、やっぱりバンドしていると思います。どういうまとめ方だよ。

 

 

今回もギターソロで下手に行ったKatzuya Shimizuさんを見るのではなく、上手でワウを踏むマーガレット廣井さんを見る、上手貴様らの民に対して「あっち!あっちを見て!」と戯れるマーガレット廣井さんが見れてよかったです。

これはもはや毎回のノルマ、愉しみ、八十八ヶ所巡礼のライヴの醍醐味になっている氣すらする。

 

 

そんな感じで、終演です。

 

 

ちょっとしたこと

『Carrousel末路』の曲最後でKatzuya Shimizuさんが演奏しているフレーズは、あれはベースでいうロータリー奏法的なことをされているのでしょうか。

ベースのロータリー奏法をギターに流用したらチキンピッキングか?

 

 

マーガレット廣井さんのシールドですが、てっきりカールコードだと思っていましたが、普通のまっすぐのやつでしたね。この日だけ?

 

 

そういえば、「別に我々は悪いことはしていない。平氣な顔をして悪いことをしているのはだれだろうか」といったようなことも仰っていたな。

 

あと、「『十三』は言いやすいけど、『堺』は言いにくい」とか。

 

居酒屋さんのお品書き?

最後に

人生最高ですね。

この日は友人とライブに行っていたので、終演後は梅田まで戻ってJOVEしました。

 

JOVE

 

人生最高!!!

 

あ!そういえば、この『仏滅ナイト2023』で八十八ヶ所巡礼さんのライヴ参戦八回目でした✌️

 

 

先にちょろっと書きましたが、次の八十八ヶ所巡礼さんのライヴは2023/3/17の松山『幻魔大祭2023』です。

なんと我が母親と共に!

 

お愉しみに〜( ¨̮ )

 

生きましょうね( ¨̮ )

 

ありがとうございました\(´-`)/