頭の中の洪水

観察と思考と分析の日記ですよってね。たまに思想家が顔出します。よってね。

【八十八ヶ所巡礼】八と九に関する幾つかの考察

 

本日もご訪問ありがとうございます。

 

わたしは八十八ヶ所巡礼というバンドが好きです。

ここ数年は八十八ヶ所巡礼さんのLIVEしか行っていません。

 

先月くらいに『新曲召喚祭2024』が終幕し、終演と共に新譜発表が公開されました。

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アルバムタイトルは『八+九(はちたすきゅう)』です。

 

バンド結成より九枚目のフルアルバムということですね。

 

八十八夜に発売予定であるということで、収録曲の詳細はまだ公開されておりません。

なので、ファンの特権である予想憶測推察を、やってみようじゃ あーりませんか、という試みが今回の内容です。

 

 

きゅう

前作『幻魔大祭』が発売されてから、色々な新曲が発表されました。

実は過去の曲?らしい『鬼畜』から、最新作は『脳騒曲』まで。

 

貴様らの皆様諸氏の間では「もうフルアルバム出せんじゃね」とひそひそされておりました。

 

わたし自身、L'Arc~en~Cielさんの『ark』と『ray』みたいに二枚同時発売とかするのか?と思っていました。

しかし、その売り方はちょっと資本主義っぽすぎる。商売ッ氣が強くて商魂も逞しくていらっしゃる。

そもそもマーガレット廣井さん自身がそういった売り方好きじゃなさそう。

 

と、いうことで結論ですが、「たすきゅう」の部分は配信音源やPV曲が収録されるのではないかと考えます。

  1. 幻魔大祭
  2. 鬼畜
  3. 奈落サブウーファー
  4. 泥春
  5. 沙羅魔都
  6. 近頃どうしてる?
  7. 摩訶摩訶摩訶
  8. 脳騒曲

「おいっ!きゅう曲目がナイジャン!なんだその考察は兄ちゃん!」と思われたでしょう。

 

この九曲目ですが、わたしとしては過去に幻のGOLD DISCにて収録された『190+80sec』が入るのではないか?と(あくまでも勝手に)考えています。

 

  1. 幻魔大祭
  2. 鬼畜
  3. 奈落サブウーファー
  4. 泥春
  5. 沙羅魔都
  6. 近頃どうしてる?
  7. 摩訶摩訶摩訶
  8. 脳騒曲
  9. 190+80sec

と、そんな感じです。

 

『190+80sec』の再収録について、最初は「再録音するのかしら」なんて思っていたのですが、バンドの性格を考えてみたら、まぁしなさそうですね。

樂曲の再録って言ってしまえばビジネスとしては常套手段ですもの。

レコード時代の音源がCD化する時や、周年版が発売される時に収録される〈Alternative ver.〉や〈Single ver.〉と同じようなものです(あれってどうなんですかね。アルバムっては流れがあるので後から曲が追加されるのって蛇足でしかないと思うんですよね)。

 

バンドの性格的に再録はしなさそう +「原曲が聴きたかった」勢がいそう、とかからやっぱり原曲を再収録になりそうかしら、と思います。再収録されるとは決まっていません。

 

 

もしわたしの考察が当たっているのだとしたら『脳騒曲』も前奏にマーガレット廣井さんのスラップベースが唸るPV尺の方になりますかね!


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てか滅ッ茶苦茶今更氣付いたのですが『摩訶摩訶摩訶』って配信音源よりもPV音源の方が前奏部分が四小節長いじゃん!!!!!!


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本当に八+九なのか?

「たすきゅう」の部分は1st Full Albumよろしくボーナストラックとして配信音源などが収録されるのではないかと前段で書きました。

 

はてさてボーナスじゃない完全新曲として収録されると思しき曲は、現在『ふらふら』『八百万』『幽光』『題名不明(誰かの麦酒を呑む曲)』の四曲があります。

八十八ヶ所巡礼さんアルバムは八曲収録が主ですので、これよりあと四曲もが控えているのです。

 

ですがある疑問が脳を騒がしましたとさ。

 

 

「本当に八曲収録なのか?」

 

 

前作『幻魔大祭』、前々作『凍狂』、両作とも+ボーナストラックが入って全九曲収録の作品でした。

果たして今回の九枚目のフルアルバムも同様なのではないか?

そうすれば、9+9=18で八十八ヶ所巡礼のアイコンである八が浮かび上がってくるのですから…!

 

 

曲順と曲調

新譜に収録されると推察される曲では『ふらふら』が一番PV公開がされそうかなーと思います。

 

そんな『ふらふら』ですが、アルバム内で配置されるとしたらド頭一曲目かトリかなぁ、なんて思っております。

しかし、これもこれまでの作品やバンドの性格を考えるとトリの曲ではないと感じるんですよね。

 

あるとしたらトリの一曲前。

『幻魔大祭』における『狂感できない』、『凍狂』における『永・凹・阿阿瑠』みたいな立ち位置です。

 

本命としては一曲目でしっとり始まり二曲目(『八百万』とか)から盛り上げる構成。

ですがトリ前が順当適当でしょうと思います。

 

 

そして氣になるのは曲調です。

LIVEにて聴いただけなのでうろ覺えの感はありますが、ここ最近の八十八ヶ所巡礼さんはグルーヴをより重視する曲を書いているように感じます(イメージとしては『OH! SOJI!』)。

『八百万』や『幽光』なんてまさにそうで、古参ファンからすれば「八八も大人になったなぁ」なんて思うような調べになっていると思います。

 

また上記の二曲はサビがサビっぽくなかったような記憶があります。

 

そんなこんなを考慮すると、また完全未発表の曲も同様のものだと仮定すると、新譜は非常にスルメな作品になるのではないか?とか考えたりします。

 

 

フェスイベントへの出演、野音公演、ZEPP公演などから新規の貴様らが増えたと思いますが、そんな新規貴様らさんを置いてきぼりにするほどの内容とかもあり得る??とかも考えたりします。

 

『沙羅魔都』『奈落サブウーファー』『摩訶摩訶摩訶』『脳騒曲』らはもうしまじろうのOPでも差し支えないくらいのすごく売れ線的で大衆受けする曲ですが、反動でめっちゃ難解な曲を聴きたいという氣持ちもあります。

 

 

 

売れ線かディープ貴様ら向けかはKatzuya Shimizuさんが握る?

わたし、氣づいたことがあります。

 

摩訶摩訶摩訶』

『脳騒曲』

 

上記の曲はアンパンマンのOPでも差し支えないくらいのすごく売れ線的で大衆受けする曲ですが、これらの曲が売れ線的な理由ってKatzuya Shimizuさんのギターが大きく関係しているのではないでしょうか。

 

上に挙げた曲ではサビのギターがコードストロークやシロタマ(全音符や二分音符)なんですよね。

これらの二曲は、より一般受けするドラえもんとのタイアップ曲でもなんら問題ないほどの曲です。

 

 

それに対して『泥春』と『苦苦★念仏』

前者はマーガレット廣井さん自身が「PVまで作ったのに仏滅ナイト入りが確定している」と話していた曲であり、後者は八十八ヶ所巡礼さんのPVの中でも再生数が低いとどこかで言われていた曲+マーガレット廣井さん自身で「『0088』は一番売れてない」と言及していたアルバムに収録されている曲です。

 

ここらで一度聴いてみましょう。


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どうでしょうか。

『泥春』はコードアルペジオ、『苦苦★念仏』は速弾きをサビで弾いています。

 

 

売れ線の曲を聴いてみましょう。

植えれ戦の曲はポップスや歌謡曲を聴けばいい! 

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これらの偉大な曲を聴くと、ベースはサビで結構動いていても問題はないようなのですが、ギターは動いていません。少なくとも速弾きはしておりません。

ギターが動いているとどうにも売れ線的な道には乗らないみたいです。

 

 

八十八ヶ所巡礼さんのお話に戻りますが『摩訶摩訶摩訶』も『脳騒曲』も、実はマーガレット廣井さんのベースは結構動いています。

ですがギターはコードを弾くのみで、動いていない。

 

バンドアンサンブルにおいて、コード・メロディ(歌)・裏メロディを担当する樂器が必要であると考えています。

バンドに鍵盤樂器がいれば鍵盤がコードを担当するのでベースとギターはメロディもとい裏メロディを弾けます(L'Arc~en~Cielさんがそれ)。

 

バンドアンサンブルではコードを担当する樂器が必要なのです。

そんなバンドでベースもギターもコードをしっかり支えていないと一般的聴衆には受け入れられ難い。

なのでそれでも成立している『苦苦★念仏』は凄いってハナシ(実際にはベースでコードトーンを弾いているんですけどね)。

 

 

でも『泥春』はコードをアルペジオで弾いてんじゃん。と思われる方もいらっしゃるでしょう。

これは不明確というかわたしの中でも摑みきれていないのですが『泥春』に関してはヒップホップ的なアプローチで曲を作ったんじゃないのかと考えています。

いわば実験的な曲であると思うのです。

実験的な曲なので売れ線ではない。のか?とか考えますが、そもそも弾いてる音からして一般的に売れさせる氣ないだろ。めっっっっっっっっちゃかっこいいけど。

 

 

以上が八十八ヶ所巡礼さんの曲が大衆受けするか否かはKatzuya Shimizuさんが握っているのか?という仮説でした。

 

 

実際のところは『売れてバンドに関わる人間が増える』に比例して制約とかも増えるのでこのままの活動を変わらず続けるんだと思いますけれどね。

売れちゃったら新ブロンSの話もできなくなるし。

 

あと『バンドのメンバーさん自体はめちゃくちゃいい人だけど取り巻いてる事務所の人間が恐かったり厄介な人』みたいなあるあるシリージ、マーガレット廣井さん嫌いそうだし。

そもそも【バンドは商品】的な意識、ビジネス的な考え方も嫌いそうだしな。

 

あと売れたら「觀客席に降りて触れ合うの禁止」とかも言われるだろうし。

 

 

Katzuya Shimizuさんにはずっとギターソロで失踪したり鉄の階段を登ったりしてほしいし、マーガレット廣井さんには手の湿り氣で貴様らの体調を判断してほしいし阿波踊りを踊っていてほしい。

Kenzooooooooさんにはずっと上裸でいてほしい。

 

 

あ!新譜が出るってことはKenzooooooooさんも『Kenzooooooooo』になるんじゃん!!

目出度い!!!

 

 

シュレディンガーの八八 サブウーファーの奈落

と、ここまで偉そうに考察を垂れていたわけですが、実際のところは情報が解禁されないと不明です。

觀察しないと実態は不明です。

シュレディンガーの八八、サブウーファーの奈落ということです。

 

こんなことは一ファンの憶測なので、話半分にニンニクをポン酢で浸けていてください。

あるいは梅酒を密造したりしてください。

 

 

ところで2024年の野音公演では映像撮影が行われておりましたが、その映像も特典として付録されるのですかね。

 

お樂しみにしましょ( ¨̮ )

 

 

ありがとうございました( ¨̮ )

 

 

 

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