本日も閲覧ありがとうございます。
行ってきました幻魔大祭!!
覺えている部分、また印象が強かった曲のみの簡易レポートになります。
ですので、全曲はありません。そして順番もバラバラかと思います。
なんたって樂しすぎて脳汁とアドレナリンJOVE JOVEだったのでね。
愉しくて、恍惚…。
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開演。
幻魔大祭の衣装で、賢三さん→Katzuya Shimizuさん→マーガレット廣井さんの順番で登場。
毛皮のベストを着て威嚇する様にフロアを見る賢三さんは、とても魔族感がありました。ちょっと怖かった。あとやっぱり鼻筋が綺麗。とても綺麗。皆さんも一度賢三さんの鼻筋に注目してMVを見てみてください。
この曲とか。
あと登場SEのウッドベースの音がとっても良かった。恍惚。
あの音を聴きながら酒を飲みたい。もう酒を欲しない体になったけど。
幽楽町線
ギターソロでKatzuya Shimizuさんがサングラスを外したのですが、とんでもねえイケメンだった色香がSUGOI YABAI。
サングラスのつるを咥えてギターソロ弾いていらしたけど、なにあれ色氣がYABAI。
幻魔大祭のDVDで何度も観たけど、実物の方がかっこいい人って本当にいるのねYABAI。
たぶんこの曲だったと思うんですが、お立ち台で背面ギターを披露するKatzuya Shimizuさんのワウペダルを踏むマーガレット廣井さんのニヤニヤ笑いが良かったです。
仏滅トリシュナー
幻魔大祭のDVDに収録されている様なドライブ感を伴ったグルーヴでなくて、ちょっぴり残念だったけど(そもそもあのフレーズでドライブ感を出せるのがIJOU)、また違った良さがあった。
メインリフはバスドラとユニゾンするエイトビイトなものです。
そのユニゾンがめちゃくちゃぴったりで、「生身からマシンサウンドを出している!」と思いました。
これ形容するのは簡単ですけど、実際には超絶な技巧と膨大な練習を積まないとできませんし、積んでもできない場合が多いです。
さながらKRAFTWERKの音源を聴いているようだった。
そして、ヨレることなくバスドラとユニゾンしてエイトビイトを奏で続ける人力マシンビートを聴いていたら、ふわっと意識が浮遊する様な感覺があった。
あぁ、これが念仏を唱え続けることによってもたらされるトランスとトリップなのだなと思いました。
1960年代、PINK FLOYDらプログレバンドは音樂を用いて「神と繋がろうと」したと聞いたのですが、こういった感覺だったんでしょう。
とにかく、あの体験はMAJIでぶっ飛び氣持ちよかった。
だからって幻覺剤を使っちゃうなんてとんでもない。
幻覺剤を使ってトんだとしても、本当は飛んでもない。
OH! SOJI!
『ギターのフレーズが似たもの反復をしていて、それがお掃除の反復運動を表現している』というのは、幻魔大祭の全曲レビューにて言及した通りですが、ギターソロでタッピングした後に右手を高速スライド(音源で02:00~02:07のあたり)することで拭き掃除を表現しているのはあまりにやりすぎじゃないか 笑
プレイと発想が超絶すぎて笑っちまった。
あと冒頭のブレイクでマーガレット廣井さんが咳払いをしますが、それもちゃんとリズムキープされていて、個人的にはそこもツボでした。
慧光
月斗の後にこの曲が来て、「疾走感のある曲の後にこの曲って温度差ありすぎてとまどうわ!」と思ったんですが、すごいですね。ちゃんとその曲の温度に切り替わる。
しかも、音源では『どこか渇いた諦観』を感じる仕上がりになっていましたが、ライブだと、もっと『やりきれない、事切れる寸前の毛羽立ったやるせなさ』みたいな情動を感じました。
曲の主人公には本当に幸せになってほしい。そんなことを思っていたら泣きましたね。
なんとか自分を救う術を知ってほしい。
確かこの曲の後にマーガレット廣井さんが「また一緒に酒を飲もう」と言っていたと思うので、誰かモチーフになった個人が居たのかもしれない。
金土日
その慧光の後にこの曲が来たので「いやだから落差!」と一人心の中で突っ込んでいました。
この曲で特筆するのは一つだけです。
賢三さんの筋肉が素晴らしい!!!!
なんつーんですかね。
無駄なものがなくて、ドラムを叩くことだけに特化した筋肉っていうんでしょうか。
しかもドラムを叩いたことで付いた筋肉という感じがして、筋肉に厚かましさや自己顕示欲、圧が無い。
横を向いた時のお腹のラインと、脇腹に付いた筋肉の隆起が芸術的。
あの筋肉は美しい。あとやっぱり鼻筋も美しい。それと迷彩柄のワークパンツが異様に似合っていた。
永・凹・阿阿瑠
ファンクセクション前のギターソロ音が、リバーブのかかり具合や歪みのブレンドがとても絶妙で非常に心地良く、さながら「雲のお布団に包まれながら、人を憐れむ龍の鳴き声を聴いている」様でした。
That's 恍惚。
「人を憐れんでいる」様に聴こえたのは、曲がメジャー調ではなくマイナー調だからでしょう。
M. O. 8
オールイン後のベースグルーヴが絶品だった。
とにかく愉しかった記憶だけしかありません。
ベースのグルーヴが妙と尋常の両方を兼ね備えていて、絶妙で絶品。
とにかく愉しかった記憶しかありません。
JOVE JOVE
M. O. 8の後にこの曲
本当の本当に本氣でMAJI最高に樂しくて氣持ちよかった。
音楽という非言語NO物質アルコールを経皮吸収して最高にぶっ飛んだ。
マーガレット廣井さんの「貴様ら酒飲みたいだろ!でも飲めなくても心で飲むことはできるんだ!心で創りだせるんだ!音樂で酔おうぜ!」みたいな(ニュアンス)煽りで、音樂経皮吸収でSAIKOにphycoな音樂トリップ。合法的トビ方でぶっ飛びトランス。
最高に愉しく、やっぱり四つ打ちのビートって凄えな。
具現化中
魔界のトレンドは『親孝行』らしい。
「爺ちゃん婆ちゃん兄ちゃん姉ちゃん弟妹。誰でもいいから優しくしたら親は喜ぶ。『恥ずかしいからやめろ』とかなんとか言ってても内心すげえ喜んでんだ」と言っていて「やっぱりいいこと言うな」と思っておりました。
その後の「ロックンロール!だからといって、Mother Fuckerとかなんとか言っちゃうなんてとんでもない!皆様のご両親はお元氣でしょうか!」という前口上が、とっても堂に入ったグルーヴィーなものだった。寅さんの「生まれも育ちも葛飾柴又〜」みたいな。
バンド全体のアンサンブルやグルーヴは、この曲が一番(わたしの語彙が貧弱な故、上手く言い表わせない。まぁ妙と尋常を兼ね備えてて絶妙Σってことや)でした。
やっぱり十年以上演奏し続けていたらグルーヴもアンサンブルも洗練されていくよね。
アンコールのお言葉
アンコールのMCでは、
「人間界の貴様らは声を奪われたが、声を出せないわけではないんだろう?出せるけど出さない。暴れようと思ったら暴れられる。でも他の人を氣遣って自分勝手な行動を謹んでいる。
そんな聡明な貴様らなら知っていると思うけど、CDが出ました。『CDを買ってくれないと生活できないんだよ!』と言ってるわけでも無いのに買ってくれて、こっちから近づいて行っているわけでもないのに見付けてくれた。ありがとう。
ロックフェスにも出ていないのに。まず呼ばれないし。出たくもないけど。ロックフェスももう政治になっちまったから。……この話はまた今度にしよう」と話されていました。
いろいろ思うことはあるだろうけど、そりゃあ彼らは金になるとわかったらいくらでも手のひらを返して利用するよ。もう仕方ない。悲しいけど、それが人の世だからね。
あとね!こちとら音樂がないと生きていけないんですよ!
人生を生きるためには貴方がたの音樂が必要なんですよ!
こちらこそありがとうです。
紫光
アンコールの二曲目。
音源聴いた時は「田舎から都会へ出てきた人の話」だと思っていたけど、これってあれか、「大いなる魂から出て地球へ生まれた旅人たる魂の話」なのかもな。妄想です。
曲間のMCで「ソールドアウトしたけど、本来の半分しか入ってないんだよ。でも両腕を挙げたら本来の景色が見える。だから貴様ら、両腕を挙げてくれ」と話したマーガレット廣井さんに呼応して、両手を挙げるフロアの貴様らな皆様。
「あぁ、優しい世界…」と思って、二回目泣きました。妄想をしている時点で涙目になっていたけど、決壊しました。優しさは素晴らしい。
ライブはいいぜ
というのがわたしのお初八十八ヶ所巡礼ライブでした。
本当に行って良かったと感じます。
あとロックイベントのライブには、ほっっっっとんど行ったことが無かったので、非常に新鮮でした。
各々が各々の好きなノリ方で身体と頭がゆらゆら揺らいでいるのも、久しぶりに見れて嬉しかったです。
わしはどの立場なんだ。
爆音を浴びた後にある、特有のホワイトノイズみたいなのさえも心地よかった。
そういえばどこかの煽りでマーガレット廣井さんが「凍狂!」って間違えてて可愛かった。
そんで本当に毎曲毎に「ありがとう!」とマーガレット廣井さん言うので、好感度が飛び抜けました。
優しい人間の奏でる音樂は最高。
ありがとうございました。