頭の中の洪水

言葉に頼っているうちなのでまだまだです。

【八十八ヶ所巡礼】牙を剥いてきた【新曲召喚祭 2024】

 

本日もご訪問ありがとうございます。

 

行ってきました『八十八ヶ所巡礼 新曲召喚祭 2024!』

終演後には黒板がなかった…。

 

これまでの八十八ヶ所巡礼についてのものたち

floodinhead.hatenablog.com

 

 

開演まで

この日は共に觀る予定だった友人が体調不良で参加不可能ということで、急遽ぼっちになりました(通常通り)。

 

しかしチケットは二枚あります。

 

「貴重なチケットを無駄にしたくない!!」と思ってナンパをしようかと試みるも、度胸足らずのわたしには結局出来やせず現在猫の腹の中上手寄りです。

わしにも度胸がほしい…。

 

ところで今日って仏滅じゃないですか!

何も考えていなかったのですが、もしかしてシークレット仏滅ナイトの開催があったりしますか??

『((((未練))))』が聴きたいです!!!!

 

あと開催日の五月二十六日ははいろんな会場でのチケット発売が午前にありました。

京都磔磔公演を無事月斗したので、7/12までは生きます。

 

 

追伸

本町からBIGCATまで『攻撃的国民的音楽』を聴きながら歩いたのですが、西日と『都会の魔界』とがめちゃくちゃ合ってて「合う〜!」と思いました。

 

 

開演 〜今日は音を聴く日〜

完全に入場が終わるまで開演が押し、十八時八分くらいで開演でした。

 

わたしは170に満たず人権もない類の人間なのですが、前にいらっしゃる貴様らの方々がわたしよりも身長がトールなこともあり、早々に「あっ、今日は音を聴く日だな」と思いました(実際にはぼっち参戰だと判明した時点で薄々思ってた)。

 

 

開演し、いつもの登場SEが流れます。

この日初めて思ったのですが、何というかサックスの音がSonny Rollinsさんっぽいですね。

音に篭った魂的な話です。

 

トランペッターなので違いますが、John ColtraneさんやMiles Davisさんとも違った空氣感・タイム感で、まさにSonny Rollinsさん的な音像だったと感じます。

 

 

御三方が順番に登場するも、やっぱりほとんど見えない…。

まぁ『辛うじて見える』くらいでも音が聴けたらいいか…ら…、、マーガレット廣井さんが白シャツ!??新衣装……?いや!これは『金土日』の衣装だ!!!!

 

と、生初見衣装にキャーキャーしてました(今確認したら新衣装っぽいです)。

 

あと毒霧もしてた‪( ¨̮ )‬

 

 

Ohenro3

一曲目は『奈落サブウーファー』二曲目は『大安ナイト』で、二曲目くらいから思っていたのですが、この日はすこしドラムのテンポがゆったりしてましたね。

BPM2,3くらい原曲よりも遅かったように感じます。

 

『大安ナイト』の曲始まり前に「足掛け四年、ここBIGCATで演ってるけど今日初めて売り切れた!目出度い日には目出度い曲を!」とマーガレット廣井さんが言っておりましたが、目出度い幸せを少しでも長く感じるためにゆったり演奏をしてるのかな?と思いましたが恐らく邪推の考えすぎです。

 

 

曲の始まりを告げるキメが演奏され、「やったー!」と湧く貴様らの皆様諸氏。

この曲は個人的に八分音符でリフを奏でるギターが好きなのですが、とてもキレキレでした。

ちらっと見えた程度ですが、ピッキングがとても軽いタッチで行なっており脱力の極み的に感じました。

この時ほど演奏をちゃんと眼に収めたいと思ったことはないです。

 

Aメロのベースとバスドラムとがユニゾンするところもバッチリユニゾンでした。

 

ギターソロでマーガレット廣井さんはステージ中央のお立ち台に立つKatzuya Shimizuさんに変わってワウペダルを踏みますが、自身の演奏をしながらワウペダルを踏むのがとても難しそうでした。

「やっぱり難しいんじゃん!」と思いましたね。

 

ギターソロ終わり、Kenzooooooooさんが叩いていてキツいとされるところでマーガレット廣井さんは手のひらで模したうさみみをぴょんぴょんしますが、「もし余裕があったらぴょんぴょんはしてみてね」と仰っていました。

それに応じてなのか、Katzuya Shimizuさんもぴょんぴょんを興じていたのですが、手の位置が顔の真横だったこともあり『海外俳優が日本のファンに手を振っている様』にしか見えませんでした。

 

 

そういえばこの日のKatzuya Shimizuさんはヘアオイル的なものをつけていらっしゃったのか、その兼ね合いで『雨でしっとりと濡れたゴールデンレトリバー』を想起しました。

 

 

幽楽町線

続けざまに踏み切りの音が響きます。

この日の音なのですが、『クリーントーンに歪みが乗っかっている音』だと感じました。

《歪んではいるけど、あくまでもクリーントーンを基調としている》感じです。

バニラアイスのバーにココアクッキーが塗されている感じ、とでも言いましょうか。

 

 

「今日は初めてBIGCATでのチケットが売り切れた日で目出度い。けどうらめしや〜」とも言っていましたね。

 

 

この『幽楽町線』はギターソロが長いです。

それだけ、"コーラスなどをしたくないKatzuya Shimizuさんの魅せ場" ということですが、長いギターソロの場合、最近ではよく開演時にかけていたサングラスを外すというパフォーマンスをされています。

この日も同様にサングラスをオフし、蔓を咥えたのを見ました。

それ以降は前方の貴様らさんの兼ね合いでほとんど見ることができなかったのですが、何かが上から落ちてきました。

近くにいらした貴様らの皆様も何が落ちてきたのかよくわかっていなかった様です。

 

わたし自身も同じだったのですが、ふと「まさか!!??」と思い落ちたと思われる辺りの床を見てみました。

まさかでした。Katzuya Shimizuさんのかけていたサングラスが輝いていました。

Katzuya Shimizuさんはサングラスをオフしたら觀客に投げるというパフォーマンスをされていますが、その投げた先がわたしのいる辺りだった、というわけです。

 

びっくり!!!!!としながら半ば脊髄反射のようにサングラスを摑みました。

今思い出してもわたしにあんな瞬発力があったのだな、と驚きです。

ゲ!ゲ!ゲ!ゲ!月斗!

 

獲った直後はあまりの驚きと嬉しさにRage Against The Machineさんの3rd Album『Battle of Los Angels』のジャケットみたいな格好をしておりました。

 

Katzuya Shimizuさんはいつものようにフロアに降り、超絶プレイを貴様らの皆様の目の前で披露し、ステージへ戻った訳ですが、ステージへ戻った後にも《ギターストラップを手で持って吊り下げ押弦する》という文章ではなんとも説明のしにくい変態的演奏をされておりました。

 

 

浮き浮き

「ポロン… ♪」とギター。

八十八ヶ所巡礼さんの『Retrun To Forever』を聴きたい聴きたい人間なので一瞬「まさか???!!」と思いましたが、そもそもカバーなのでありえん(長いし)。

「そのギターだけじゃあなんの曲かわからんのよ!あ、『極樂いづこ』?」と思ったりしましたが、「ちゃうわ!『浮き浮き』やな」と思い至った直後にマーガレット廣井さんが歌い出しました。

 

原曲では歌とベースのリズムというか拍の縦が微妙にずれ込んで、それが絶妙な調べを奏でていますが、この日の歌とベースは拍の縦が揃いすぎているほどに揃っていたので「いやこれは本当にうきうきしてるじゃん!」などと感嘆の感を覺えておりました。

曲の内容的に憂さのある日常に対して、強がりをしている様子に思えますしね。

 

 

しかし一回目の「浮き世は地獄」がすんばらしかったんですよね。

ギターの歪みやベースとのユニゾン、音の『ねばっこい』と感じるまでの伸び。

その伸びは《めちゃ噛んだガムをみょーんと伸ばした様》や《グルテンがとても生まれているパン生地を捏ねている様子》を想起しました。

あの時の歪みは『クリーントーンに歪みが乗っている音』ではなく『歪みが練りこまれている音』でしたね。

「ブゥイーン」という中低音が逞しい音もねばっこさを強くしていたように感じますし、それらの音像も『浮き浮き』という曲の世界觀と非常に合っていたと思います。

 

あとね、二回目の「浮き世は地獄」が「浮き世が地獄」に変わっていたんですよ。

あれが素晴らしかった。ああいったアレンジってLIVE特有のものというか特権だと思うんですよね。

『浮き浮き』という曲が持っている厭世觀や世界に対しての恨み節に似たものが「浮き世が地獄」と言い換えたことで真に迫っているというか、鋭利なナイフに似た切迫感を与え、曲自体が化け物レベルまで昇華したように感じます。

様々な御託を並べましたが、要は最高だったということです。

 

演奏面でも互い互いが相乗効果で良いところを引き出していたように思います。

この日はKenzooooooooさんのドラムが特にキレキレで素晴らしかったのですが、演奏された曲の中でも特に素晴らしい演奏をされていたように感じます。

 

最高でした。

 

 

OH! SOJI!

個人的には2023年暮れ以来の『OH! SOJI!』です。

「そろそろ一年の半分だから掃除でもしな?」という意図なのか?などとおかしな推察もしました。

 

曲の前奏ではKatzuya Shimizuさんのカッティングを聴くことができますが、なんというかかなりコンプレッション感の強い音だなと感じました。

 

あとマーガレット廣井さんが前奏にて咳をしますが、音源では咳をしていない部分で二回「ェッホ、ェッホッ」と咳をしており、Katzuya Shimizuさんはちょっと笑っておりました。

 

 

またこの曲でもLIVE的なアレンジが光っていましたね。

音源では『孤独の群れが列をなして』だった部分は『孤独の列が群れをなして』になっていたり、『駅の乞食の独り言は』の部分も変わっておりました(『駅のたばいの独り言』とも聴こえたように思いますし『駅のばいたの独り言』とも聴こえたようにも、また別な風にも聴こえました)。

 

上記したようなアレンジを聴いていると、『OH! SOJI!』という曲が本来持っている凶暴性が明らかになってきたというか、八十八ヶ所巡礼というバンドの持っている凶暴性や毒氣に似たものを感じました。

エンディングのドラムプレイも音源からアレンジされていたのですが、その演奏も曲とバンドの雰囲氣の変化に寄与していたように思います。

 

 

新曲

先日の野音で披露していたのではない「銀河系初お披露目!」の曲です。

「八十八ヶ所巡礼が六年か七年ごとに急遽開催する『新曲召喚祭』 貴様らのヴォルテージ次第で曲が降りてくる! あっ」とのことで、Katzuya Shimizuさんと打ち合わせをして曲始まり。

 

打ち合わせしたのに『泥春』みたいなバンドオールインスタートの曲じゃなくてKatzuya Shimizuさんのギター始まりだったので少し面白かったです。

ところでそのイントロのギターなのですが、また細かくて難しいことをされていらっしゃる…。という感想です(めっちゃ最高)。

雰囲氣的には『永・凹・阿阿瑠』みたいな感じなのですが、ディレイ(同じ音をやまびこ的に鳴らすエフェクター。『永・凹・阿阿瑠』のイントロでいう「タッタラ タッタラ」の赤字部分がディレイ成分)は用いずにピッキングだけで完結させている、という感じです。

『近頃どうしてる?』のフレーズとも近い緻密さがあるように感じますね。

 

イントロのフレーズは曲中に二、三回あったのですが、イントロの一回目にだけショートディレイがかかっていたように思いますが、二回目ではディレイ成分は聴こえなかったのでショートディレイは聴き間違いかもしれません。

 

ところでそんな細かいフレーズをほとんどクリーンサウンドな、ともすればクランチな音で演奏されていたので、ミスが目立つプレイをわざわざするの凄いな…と思い出せば戰々恐々とします。

 

曲調は『親孝行』的なミドルパンクでした(ドルパンクなんてものがあるのかはしりません)。

ですが曲中にツービート的な展開になるところは、なんというかロックキッズ感を彷彿とさせるというか、ロックの初期衝動みたいなのを感じました。

 

 

曲の内容的には「愛想笑い!興味のない話題に相槌!表情が忙しい!SNS!イイネ!イイネ!イイネ!イイネ!脳が忙しい!!」みたいな感じでした。

『浮き浮き』が【自分自身】や《分身》としてある曲なのだとしたら、この新曲は《友人》的な位置にある曲っぽいな、と感じます。

 

 

攻撃的国民的音楽 〜Kenzooooooooさんキレキレで最高〜

『攻撃的国民的音楽』は人氣ですね〜。

マーガレット廣井さんの言う「我々による、貴様らのための、攻撃的国民的音楽」の口上での沸き方が一味違うように思います。

 

 

そんなわたしですが、『攻撃的国民的音楽』の曲中ずっとKenzooooooooさんのドラミングがすんばらしすぎたので「き、氣持ちえぇ〜〜〜!!!」と思いながら白目を剥かない程度に白目を剥いていました。

なんと言いますか最高ポイントを常に更新し続けているみたいな感じです。

最高なドラムプレイを浴びて、めちゃくちゃすっぱいけどめちゃくちゃ美味しい梅干しを食べてる時みたいな顔になっていたと思います。

 

 

八十八ヶ所巡礼さんは2024年の頭三、四ヶ月はLIVE公演を行なっておりませんでしたが、その期間を経て個々人として、そしてバンド全体としての技量が何段も上達されていたように思います。

それを思うと『浮き浮き』や『OH! SOJI!』などで感じたことも納得でありますね。

 

 

『金土日』前のメンバー紹介

マーガレット廣井さんは現在体調を崩されているのか、咳が出るということでブロンという藥のシロップタイプをご購入されたそうです。

 

その話の流れを継いで、「ブロンが大好き!……ヘビースモーカー!K,e,n,zにoが八つでKenzoooooooo!!」とKenzooooooooさんが紹介されておりました(ブロン関係なくなりましたね)。

Katzuya Shimizuさんは「ヘビーデンタリスト!時間が有ったらすぐ歯磨きをしていて、毎回五分は磨いている!長い時は七、八分磨いている!」と紹介されておりました。

マーガレット廣井さんは「ブロン好き!」との紹介でした。

 

この日は『金土日』が最後の曲だったのですが、『金土日』で終わりって珍しいですね。

各々のソロ回しもなかったので、時間の兼ね合いとかですかね。

 

 

そして終演です。

 

 

マーガレット廣井さんの発言と雑記

・「我々の曲には恋愛のものはない!何年同じ恋を引きずってるんだ!でも一途なのはいいこと」

 

・「我々東京のバンドだけど、大阪に来だした頃は東京よりも大阪の方が人氣あった時期があった」

 

・「東京で1000人キャパ埋めれたら大阪では500人キャパいけると通説で言われているらしい」

 

・「今、月曜日を消したので日曜日しかない!」

 

・「咳止め藥であるブロンのシロップタイプがめちゃ美味い。スィーツレベルで甘い。プリンの下にあるカラメルと同じ味がする」

 

・「『ブロンがプリンの下にあるカラメルと味がそっくり』ってKenzooooooooに言ったら、カラメルは上だろって言われた」

→これはカップのまま食べてるかお皿に空けているかってことですよね。

 

・「でもブロンは容量を絶対厳守らしい。藥局で買う時年齢確認されて『絶対に規定量以上飲まないでください』って言われた。でも美味い」

→咳止めシロップは依存性があることも有名ですよね。むかーしの2chスレで咳止めシロップについて触れられているスレッド(『大學の友人が咳止めシロップにハマって學校に来なくなった』みたいな内容)がありましたし、ドラッグカルチャーと密接なUSヒップホップシーンでもシロップ藥に含有されている依存成分でビートのノリ?トラックの作り方?が流行ったそうですし。

 

・「中島らも大先生もブロンシロップを一本飲んだらキマるって言ってた」

 

・「Mステには出ない!テレビに出たらブロンのこと喋れない!」

→スポンサーってものがありますものね…。。

 

・「毎日こんなの(ネクタイ)つけてる貴様らMAJI尊敬する!」

 

 

 

・『絶妙Σ』の一番Aメロですが、この日は「メロディ」っていうよりも「フロウ」って感じでした。

 

・この記事の冒頭でも書いたように、この日はいつもよりもテンポがほんの少し遅めでした。

『M.O. 8』の時とかにもそう感じ「これは意図的だな」と思ったのですが、もしかしてわたしの体調的にそう聴こえただけだったりするのでしょうか?

 

 

終演後に思ったこと

現在は円安だそうで海外からご旅行されている方を多く見かけました。

終演後、歩いているとコンビニエンスストアにて店内飲食をされている外國人の方々がいました。

そのコンビニエンスストアは某APAを冠する宿泊施設の近くにあったので納得ですね。

 

海外のコンビニエンスストアと日本のコンビニエンスストアって結構かなり全く違うらしいです。

そういったことで、日本人には日常でも海外の方々には非日常でカルチャーショックなアトラクションとして愉しめるのだな、と考えました。

 

 

 

そんな感じです( ¨̮ )

一日経った今もKatzuya Shimizuさんのサングラスが自宅にあることに実感が沸きません。

 

ありがとうございました( ¨̮ )