本日もご訪問ありがとうございます。
「選択のパラドックス」というものがあります。
この「選択のパラドックス」というやつは、端的に言えば『選択肢が多ければ多いほど、人は不幸を感じやすくなる』というものです。
選択肢が多ければ多いほど、人は選べなくなる。
30種類の商品が陳列された状態より、6種類の商品が陳列された状態の方が売り上げが高かった、という実験結果があるそうです。
≒だと思いますが、選択肢は少ない方が良いとも言えます。
「AとBとCの中から、皆さんお好きなものをお選びください」
と言われた時に、ヒトの意識は『どれを選ぶか』になる。
つまり、選択肢の中から選ぶことが前提にされた状態へ変わる。
それ以前に"『選択肢の中から選ぶ』という行為"を、するかどうかという選択があるはずではないでしょうか?
つまり、A・B・Cの中から選ぶか、NOの意思表示をして選ばないか。
この『"すること"を前提にする』というのは、以前に書いた軽減税率のお話とも似ていると感じます。
「選択のパラドックス」は、上記の『選択肢が多い方が不幸を感じやすくなる』という意味もありますが、同時に『選択することを前提にさせる』という効果も実は隠れているのではないでしょうか?
タグを付ける時に「選択の」と打とうとして「選択に」と間違えてしまった。
その時に『選択に気付けるか』というものが出てきました。
何かのサインかなと思って、そのタグを付けたのですが、真意は合っているのでしょうか。
ありがとうございました( ¨̮ )