頭の中の洪水

観察と思考と分析の日記ですよってね。たまに思想家が顔出します。よってね。

物分かりのいい立ち回りも考え物だな、という話

 

本日もご訪問ありがとうございます。

 

ある日、以前にお世話になっていた先輩のお店で呑んでいました。

 

積極的にお世話になっていたのはもう五年以上も前ですが、その方を前にするとどうしても後輩としての立ち回りをしてしまいます(別に悪いもんではない。あと別に怖い人ではない)。

 

その方と会話をしている時に思ったのですが、相手が言葉に詰まっている時、わたし自身が相手の言葉を「こういうことですか?」と言おうとしていたんですよね。

これって昔は積極的にしていたし、それが良いとすら思っていたのですが、考え直してみれば、これって『相手が話している時に自分が返答することを考えている』とも等しいんですよね。

 

『頭がいい人が話す前に考えていること』にて言及されていた「するべきではないこと」の一つです。

 

「相手はこう言いたいのかな〜」と思っているので、厳密に言えば『相手が話している時に自分が返答することを考えている』のではないですが、相手が話している時に脳が考えているというのには違いがありません。

 

基本的に今では「相手はこう言いたいのかな〜」とも思わず相手の話しを聞いているとは思いますが、昔懇意にお世話になっていた人と話す時は、無意識にその当時の接し方をしてしまうな、と思いました。

 

 

『「相手はこう言いたいのかな〜」と思って、相手の言葉を継ぐ』というのは、わたしなりに『物分かりのいい人間』を演出していた結果なのですが、そんなような『物分かりのいい立ち回り』というのも考えものだな、と思ったお話でした。

 

 

ありがとうございました( ¨̮ )

 

 

 

 

ついしん

ちなみに、その先輩というのは以前に書きました『こうもり』のベーシストである曙さんです。

floodinhead.hatenablog.com

 

バンド名とステージ名は仮名です。