頭の中の洪水

言葉に頼っているうちなのでまだまだです。

少年漫画好きコミュニティと『日本語』コンテンツ

 

本日もご訪問ありがとうございます。

 

今回の内容は『非常に偏見の強い、もっと"練り"の必要なもの』です。

 

ですので、さらっと書いて終わります。

 

 

〈少年漫画好きコミュニティと、"日本語"コンテンツは同じ〉

 

これです。

以下理由。

 

少年漫画(特に少年ジャンプ作品)が好きで、それを共通言語として持っている人は、あらゆるものの例えをそれらの漫画群から引用します。

 

その『共通言語』を持たない人からすれば、ちんぷんかんぷんです。

「まぁ漫画か何かからの引用なのだろうな」とは思うでしょうが、その程度です。

 

そして、その要素を持たない人が「それってどういう意味?教えてよ」と歩み寄っても、「いや、これは義務教育だから。知らない奴が悪い」という反応を寄越す方が多い印象です。

 

偏見ですが、そういったコミュニティは非常に"閉じた"ものに感じます。

 

そしてその〈閉じたコミュニティ〉は、『どうして日本産の映画や音樂などコンテンテツが世界に通用しないのか、の理由』と似ていると感じます。

 

 

『パラサイト 半地下の家族』という映画がヒットした際によく言われたお話ですが、

韓国は総人口が少ないために國内消費だけでは赤字になる。その対策でコンテンツを國策として輸出しているから、世界でも通用する作品が生まれやすい。

それに対して日本は人口が多いため、日本人に向けた作品を作っても利益が見込める。そのため、多くの作品は海外では通用しない。

のだそうです。

つまり、コミュニティの中でのみ消費し、それを是としている。

 

この構図というのは『少年漫画好きのコミュニティ』と同じなのではないかと思います。

共同体感覺というものなのかもしれませんが、そういった閉じた空間を是としていると、衰退の一途しか辿らないのではないか?と感じます。

 

つまり〈日本という場所や自体が、閉鎖的なコミュニティである〉ということですね。文面にすると過激です。

まぁでも鎖國してたし。

 

 

こういった『マスの感覺』や『集合共同体意識』みたいなものは、より分母の多いコミュニティになるに従って、より肥大化していくように感じる。

 

「分母がどう」だけでなく、コミュニティが形成されると『そのコミュニティ内でのみ通用する略語』も生まれますが、その〈略語〉もコミュニティをより閉じたものに、そしてその共同体感覺をより強固にするものだと考えています。

 

人口が増える一方だった1960~80年代までなら良かったのかもしれませんが、人口が減少していくこれからの時代で、そんな『閉じたコミュニティ』を強固にしているままなのはいかがないのでしょう?と感じる次第です。

いつかは協力共生する必要がでてきますからね。

 

単純に「それってなあに?教えてくれない?」と言われたら「これはこういうことでね…」と、情報を共有するのが道理でしょうに、と思います。

 

 

以上、『少年漫画好きのコミュニティと、日本語コンテンツは同じ』という具体と抽象のお話でした。

もちろん少年漫画好きコミュニティ以外のコミュニティにも当てはまりますからね( ¨̮ )

 

あ、引用するのでも引用元をアナウンスして「出自はこれですよ」と明かしていたらまぁ親切なのでいいと思われます( ¨̮ )

 

 

ありがとうございました( ¨̮ )