本日もご訪問ありがとうございます。
以前わたしは『広告はお花だ』というようなことを書きました。
自然の豊かな場所において、お花は広告の役割を務めており、緑色ばかりの中で色とりどりなお花が目立つことで、 鳥さんや虫さんなどのポリネーターと呼ばれる花粉媒介者の注目を引き、その結果、実や種が付くことで次の世代へ種を残します。
お花は広告、ポリネーターは人間、実や種はお金などの利益、ということです。
先日、お買い物を兼ねてお散歩をしていますと、柿の木に生った柿を見つけました。
「わ!柿じゃん!」なんて思っていたのですが、その時にあることに氣付きました。
柿の旬は秋です。
つまり、今の時期はまだまだ実が若く食べられません。
そんな柿の実は緑色をしておりました。
緑色からは目立つ色でいたお花が、実をつけた途端に緑色になり、熟したらばまた目立つ色に変わる。
その理由は鳥さんや果物を主食としている動物の皆様へ食べてもらうためです。
初めは広告なのに、広告→目立たなくなり→再び広告、になるのです。
面白すぎるじゃないですか。
思えば、レモンや蜜柑などの柑橘類も、りんご、柿、梅、トマトなども『実が若い』間は広告を辞しています。
しかし、実が熟れてくると『広告』になる。
その理由は、緑の中でお花が広告に従事するのと同じです。
全く面白い限りです( ¨̮ )
それが果実たちの性なのか、本能なのか、プログラミングなのかはわかりませんが、熟れた果実を有難がって食する我々は、果実たちにいい様に使われているとも考えられますね( ¨̮ )
ありがとうございました( ¨̮ )