頭の中の洪水

言葉に頼っているうちなのでまだまだです。

氣の正体

 

本日もご訪問ありがとうございます。

 

今回は『氣』についてです。

お風呂に入っている時に、ふと氣付いたのですが、『氣の正体』がわかったかもしれません。

 

始まりからいきなり結論となり、誠に恐縮ですが、『氣』というものは何なのか。

 

『氣』というもの、それは『熱』あるいは『体温』なのではないか、と思います。

 

 

『氣』というものは、言い換えると〈エネルギー〉ですが、この地球上でエネルギーが高い存在といえばなにか。

それは赤ちゃんや子どもたちだと感じます。

 

赤ちゃんや子どもたちの共通点はなにかといえば、体温が高いことです。

 

人間は一般的に年を取るごとに体温が下がっていきます。

小學生諸氏は真冬なのに半袖半ズボンなんて方もいらっしゃいますし、北國の女子高生さんは大雪の中、脚を出して登校されていたりします(厚手のストッキングを履いていらっしゃったりするんだろうけど)。

しかし人類は加齢と共に厚着になっていきます。

それは、加齢と共に体温が下降していくから。

 

 

また『赤ちゃん』の《赤》はエネルギー値の高い色と言われており(還暦で赤いちゃんちゃんこを着るのは、『暦が一周して新たに生まれ変わる』という意味と『赤ちゃんの"赤色の力"を宿すため』だそうです)、赤色自体も、火を表すときの色です。

そして火は、それ自体が温度の高いものですよね。

 

火力発電や原子力発電、蒸氣機関なんかも『熱をエネルギーとして』発達したものです。

 

 

他には、我々人類は全く愚かな存在なので病氣になります。

簡単なものでいうと、風邪などになった際に、発熱も共に引き起こされることがあります。

熱はそれ自体はネガティヴに感じる部分はありますが、それ自体は病原菌等をやっつけるために引き起こされているそうです。

つまり、熱を以ってして体内に入ってきた敵に打ち勝つということです。

 

 

発熱機関

『氣(エネルギー)=体温()説』を強固にする事例は、ほかにも色々とあります。

 

 

「筋トレしたらポジティヴになるよ!」なんてよく言いますが、ではどうして筋肉を鍛えたらポジティヴになるのかといえば、人体の発熱器官である筋肉が大きくなればそれだけ基礎体温があがります。

これも体温を上げたことでポジティヴに、氣分が上向きに、元氣になった、ということなのではないか、と思います。

よく考えれば、基礎体温が上がった結果に、氣分が上向きになるのは当然と言えます。

 

しかし、現代の日本では何かと言えば、飲み物に氷を入れる文化となっておりますね。

わたしはなるべく水筒にあったかいお茶を入れて持ち歩き、もし外出先で冷たい飲み物を飲む機会があった場合は氷少なめでお願いしております。

 

加齢からか、キンキンに冷えたもの(氷水で〆たおそうめんとか)を摂取すると、氣分が悪くなっちゃうもので、、、。氣分が気分になっちゃうもので、、、。。

 

 

そういえば、この記事を書いている時期は冬真っ只中なのですが、最近では『冬季うつ』なんていうものも頻繁に見られているそうです。

一般的に、冬季うつになる原因は『寒いというのはとんでもないストレスであり、それに足して精神的ストレスがあることで、脳が処理できなくてパンクする』や、『日照時間が短いためにビタミンDが体内で生成されず氣が滅入っていく』と言われています。

それはおそらく正しいことでもあると思うのですが、それよりも『寒いために体温()が奪われて、氣分が落ち込む』ということが大きいのではないのか?と思います。

 

全く崇高な自然の世界では、冬は休息の時期となっておりますが、春の時期には様々な生命が動きだします。

それも、大氣の温度が暖かくなっていくからです。

 

 

精製したことで起きた、氣の弱体化

ちなみに、敗戰の際にGHQが日本人の弱体化を画策した、とは以前に書いた次第ですが、

floodinhead.hatenablog.com

 

『氣から気に変わった時期と、小麦が本格的に輸入されるようになった時期って一緒じゃない?敗戰きっかけでGHQが日本に乗り込んできて、お米の文化ではなくて小麦の文化が輸入された。それから日本人の精神性が下がったのって何か関係あるんじゃない?『氣』の漢字が、"米"から"メ"になったのと関係あるんじゃない??』と思って、意気揚々と調べたのですが、小麦にしろお米にしろ体温を下げる作用はある模様です。

 

しかし、精米や製粉されたお米や小麦に限っての話。

つまり、玄米や全粒粉でできたパンは体を温める作用があるようです。

 

現代では「柔らかいこと」を有難がって、精製した白い穀物を食しています。

体温の低下。あれ??

 

 

病は氣から

基礎体温を上げたら病氣になりにくい体になる」と、よく言ったりしますが、《病は氣から》という昔から言われる言葉があります。

これって『氣=エネルギーが下がることで、病になってしまう』ということなのではないでしょうか。

決して〈精神論〉という言葉だけでは片付けられない話になってきたように思います。

 

また言葉の記事にて以前言及いたしましたが、『昔から連綿と語り継がれる、言い継がれる言葉』というものは、それだけ『真実や、真理を内包しているもの』であるから、何十年何百年と継がれていくのです。

 

 

『元氣』という言葉も、「体温を元にして生まれている」という意味合いであると感じることができますね。

 

 

 

色々と御託をならべてきましたが、なので、皆さん。

あったかくして、筋肉つけて、食べるものに氣をつけて、落ち込むことなく生きていってください( ¨̮ )

お元氣で( `◟ 、)

 

 

ありがとうございました( `◟ 、)