本日もご訪問ありがとうございます。
本日は12月31日。大晦日です。
ですので、今年触れた音楽や書籍、映画などをご紹介していきます。
作品名/作者名 と表記いたします。
【音楽編】
[邦樂]
明星 / ムック
八 + 八 / 八十八ヶ所巡礼
0088 / 八十八ヶ所巡礼
攻撃的国民的音楽 / 八十八ヶ所巡礼
凍狂 / 八十八ヶ所巡礼
幻魔大祭 / 八十八ヶ所巡礼
第六感 / Reol
孔雀 / Awich
LOVE / ZORN
[洋樂]
#KingButch / Butcher Brown
Boarding House Reach / Jack White
Strange Mercy / St. Vincent
明星 / ムック
八 + 八 / 八十八ヶ所巡礼
0088 / 八十八ヶ所巡礼
攻撃的国民的音楽 / 八十八ヶ所巡礼
凍狂 / 八十八ヶ所巡礼
幻魔大祭 / 八十八ヶ所巡礼
【書籍編】
[日本]
14歳からの哲学 考えるための教科書 / 池田晶子
フーガはユーガ / 伊坂幸太郎
ざんねんなスパイ / 一条次郎
人は顔を見れば99%わかる / 佐藤ブゾン貴子
朝が来る / 辻村深月
タイタン / 野崎まど
この本を盗む者は / 深緑野分
妄想銀行 / 星新一
年上の義務 / 山田玲司
[海外]
オリエント急行の殺人 / アガサ・クリスティー
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? / フィリップ・K・ディック
青い蛇 /トーマス・オーウェン
テルリア / ウラジミール・ソローキン
14歳からの哲学 考えるための教科書 / 池田晶子
大体はこちらに書いた通りです。
池田晶子さんはもう亡くなられているので、実際にお会いすることはできませんが、著書を読むということで会うことはできます。
『読書というヴァーチャル体験』がもたらしてくれてる恩恵を受けとって、これからも造詣を深めようと、池田晶子さんの様な『祈りの人』になれるように努めます。
六番目の小夜子 / 恩田陸
恩田陸さんのデビュー作です。
この作品を読んだ人は「ファンタジー」と「ミステリ」と「ホラー」のどれかに捉えるそうですが、わたしはミステリでした。
'90年代後半の時代が描かれているので、少々わかりにくいと思う部分や、どうしても時代錯誤な部分があるにはありましたが、それを不問にするほど『物語に引き込む力』や『読者の好奇心を牽引する力』を強く持っていた作品だと感じます。
小説特有の特性を用いた『読者を故意のミスリードへ誘う手法』は馴染みがなかったので、新鮮で驚きが大きかったです。
玩具修理者 / 小林泰三
ホラー小説に分類される作品です。
表題の短編『玩具修理者』と、中編『酔歩する男』との二編で構成される一冊。
『玩具修理者』は王道でスタンダードなグロテスクホラーといった趣き。
タイトルになっているため最初の短編が強いのかと思わせて、二編目の『酔歩する男』の方が強力でした。
『酔歩する男』はとても面白かったです。
『ホラーという定義』を逸脱した"常識とされるものや、立つ為に必要な足場が根幹からぐらりと崩れる様な"内容が衝撃でした。
『一切皆空の別解』といいますか、小説の枠を超越した作品だと感じます。
わたし個人としてはとても面白かったですが、確かに難しいので苦手を感じる人もいらっしゃると思われます。
おすすめです。
タイタン / 野崎まど
表紙に一目惚れしました。
最高にかっこいい。
現代では仕事として行われていることは全てAIが行なっていて、人間は遊んで暮らしている(趣味として研究することはある)近未来SF作品です。
主人公は心理學を趣味として勉強・発表しており、その活動がきっかけである仕事を依頼される。
その仕事は、AIのカウンセリングだった。という内容です。
AIの発展によって人間が働く必要がなくなった世界で、『仕事とはなにか・働くとはなにか』を考えて追求する内容になっています。
作風はほとんどライトノベルなのですが、『仕事とは何か』という作品全編を通して流れている哲學への回答は、しっかりしたもので『どう感じるかは読者の皆様にお任せします』というような帰結になっていないのも印象高い部分です。
オリエント急行の殺人 / アガサ・クリスティー
大傑作!
ミステリの王道である密室殺人というフォーマットを用いた作品です。
現代的なトリックを用いた作品もいいですが、テクノロジーに逃げていないレトロでオールドスクールなトリック、またコールドリーディングを用いて事件を解決するポアロの推理は見事の一言です。
傑作には傑作たる理由があるものですが、この作品は特にそれを強く感じます。
ミステリ好きの方には一度読んでほしい作品です。
【映画編】
[邦画]
シン・エヴァンゲリオン劇場版 二回
花束みたいな恋をした
[洋画]
ドントブリーズ2
クーリエ:最高機密の運び屋
マトリックス レザレクション
シン・エヴァンゲリオン劇場版 二回
それと、この作品がきっかけで『わたしの地獄はわたし自身が作っている』ということにも氣づきました。
氣付くきっかけを与えてくれてありがとうございます。
結局のところ今年ベストは!
音樂部門では八十八ヶ所巡礼さんの『攻撃的国民的音楽』!
書籍部門では池田晶子さんの『14歳からの哲学 考えるための教科書』です!
ネタバレ済み!
( ¨̮ )
映画は「これは最高!今年ベストだ!」と思うほど観ていないので、ノミネートなしです!偉そう!( ¨̮ )
こちらも面白いですよ( ¨̮ )
それでは、皆様今年もお世話になりました。
来年も是非とも宜しくお願い致します( ¨̮ )
ありがとうございました( ¨̮ )